韓経:北朝鮮、米国との実務交渉を控えて神経戦

  • 2019年9月30日

北朝鮮が米国との非核化実務交渉を控え、自力更生と対話の意思を同時に表す両面戦略を見せている。

北朝鮮は26日、米ニューヨークで国連総会をきっかけに開かれた非同盟運動外相会議での演説で「敵対勢力の制裁と圧力を自立自力で掃き捨て、富強の新しい局面を開いていく」と述べたと、労働新聞が29日報じた。また「挑戦と難関が続いているが、最強の国防力で社会主義強国建設に有利な環境を用意する」と主張した。北朝鮮はこの日の会議で演説した人が誰かは明らかにしなかった。

北朝鮮のイ・ギホ国連代表部参事官は28日(現地時間)、ニューヨークのコロンビア大で開催された「2019グローバル平和フォーラム」で、「米国は深く考慮して誠意と大胆な決断を持って誠実な姿勢で朝米共同声明の履行に取り組むべきだ」と強調した。イ参事官は「6・12朝米共同声明の意義と朝米関係の展望」と題して演説をし、「わが共和国の公式立場であり金日成(キム・イルソン)総合大学の論文」と説明した。

イ参事官は「米国が(韓米)合同軍事演習の強行を通じて挑発的に行動しているだけに、それに対処して我々は国家防衛に必須の威力ある物理的手段を開発し、試験、配備する」という北朝鮮の従来の立場を繰り返した。また「6・12朝米共同声明を重視し、今後もその履行に忠実であろうとする我々の立場と意志に変わりはない」と述べ、対話の局面を維持することを示唆した。