韓経:クアルコム「5Gの1位は韓国…来年、爆発的な成長期待」

  • 2019年9月26日

クアルコムの最高技術責任者(CTO)ジェームズ・トムソン氏

「今後の製造業の競争力は5世代(5G)通信技術にかかっています」

世界1位の通信用半導体企業「クアルコム」の最高技術責任者(CTO)兼エンジニアリング総括副社長、ジェームズ・トムソン氏が世界製造会社に送ったメッセージだ。5G通信技術に遅れをとっている製造会社がグローバル革新競争で急激に淘汰される可能性があるという指摘だ。

トムソン氏は24日(現地時間)、米サンディエゴのクアルコム本社で開かれた「5G時代の未来」講演会を通じて5G技術が追い立てる変化を提示した。彼は2017年3月CTOに昇進した後、5G事業の戦略と市場展望を総括してきた。これをメディアに公開したのは今回が初めてだ。

トムソン氏は「過去6カ月間、韓国、中国、米国をはじめ、30カ国を超える国家が5Gサービスを始めた」として「2010年から始まった4Gの拡大速度よりはるかに早い」と評価した。第4次産業革命の大動脈である5Gを導入するために世界企業と政府が総力を挙げているという説明だ。

彼は「全世界にすでに発売され、開発が進められているスマートフォンだけで計150種に達する」として「今年が5Gが始まった元年といえば、来年は5Gが飛躍的に膨張する年になるだろう」と断言した。韓国市場に対しては「5Gスマートフォンが発売されてからわずか4カ月間200万台が売れた、世界で5Gが最も先頭に立つ市場」と評価した。

トムソン氏は5G技術が適用される有望な分野で製造業のスマート工場を挙げた。「5G通信を通じてウェラブル機器、カメラ、センサー、ロボットなどがやりとりするデータの量が画期的に増えて処理速度も画期的に早くなるだろう」とし、「それだけ製造費用を減らし収率を画期的に引き上げることができる」と話した。「ミリ波(㎜Wave)」と呼ばれる24ギガヘルツ(GHz)以上の高周波数モデムとアンテナ技術が開発され、5Gのインフラ構築が容易になったということだ。

彼は自動車が通信網につながるコネクテッドカーシステムも5Gの核心サービスになると見通した。「自動車、歩行者、道路の上のセンサーがそれぞれの位置データを共有して交通事故のリスクを事前に避けることができるシステムが構築されるだろう」とし「これは交通事故を画期的に減らすことができる革新」と話した。