韓経:LNG運搬船の発注増加…韓国造船企業の業績改善に期待

  • 2019年9月23日

国際液化天然ガス(LNG)価格が安定を維持する中で国際原油価格上昇の流れが加わり造船会社の業績改善への期待が大きくなっている。金融情報会社のFnガイドによると、サムスン重工業の7-9月期の営業赤字は134億ウォンで前年同期の1272億ウォンの赤字から赤字幅が大きく減る見通しだ。

NH投資証券のチェ・ジンミョン研究員は「昨年7-9月期を底に受注残高反騰している。2020年には黒字転換が予想される」と話した。

LNG価格安定化と世界的な需要増加により付加価値が高いLNG運搬船発注が増加するのが造船株の実績改善の背景だ。韓国造船海洋、大宇造船海洋、サムスン重工業の韓国造船3社は世界のLNG運搬船市場の90%以上を掌握している。大信証券のイ・ドンホン研究員は「来年国際海事機関(IMO)の船舶環境規制IMO2020施行で老朽船舶の置き換え用発注量が増えるだろう」と話す。

国際原油価格上昇にともなう恩恵も期待されるという分析が出ている。韓国経済テレビの専門家であるカム・ウンスク氏は「造船業種は国際原油価格が上がれば世界のエネルギー企業の海洋プラント発注が増え受注量が増加する傾向が現れる。韓国造船海洋、大宇造船海洋、サムスン重工業などは受注回復を契機に肯定的な株価の流れが期待される」と話した。