韓経:韓・タイ、軍事情報保護協定を締結…「防衛産業協力も強化」

  • 2019年9月3日

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日「ASEAN議長国のタイはわが政府が積極的に推進中である新南方政策の最も重要な協力パートナー」と強調した。タイを公式訪問している文大統領はこの日、タイ首相公館で開かれたプラユット・チャンオチャ首相との首脳会談で「任期中にASEAN10カ国を全部訪問するとお約束したが、タイを皮切りに今回の歴訪でその約束を守ることになった」としてこのように話した。

韓国大統領のタイ公式訪問は2012年11月、李明博(イ・ミョンバク)元大統領以降7年ぶりだ。今回の東南アジア3カ国(タイ、ミャンマー、ラオス)歴訪は新南方政策を強固にする一方、11月釜山(プサン)で開かれる「韓・ASEAN特別首脳会議」の成功的な開催に向けた歩みだ。ASEAN諸国の中で韓国と人的交流が最も活発なタイはASEAN議長国となっている。

昨年韓国との人的交流が236万人に達した。世界で韓国語を学ぶ中学生13万人の中でタイ人が4万人に達するほど大きな割合を占めている。この日、両首脳が韓国語教員の派遣および韓国語採択学校の支援を強化するために了解覚書を締結したのもこのような背景からだ。文大統領は「昨年、両国の交易額は過去最大である141億ドルを達成した」として「これは韓国が厳しい時、一番最初に駆け付けてくれたタイの参戦勇士の犠牲から始まったもの」と強調した。

両首脳はこの日首脳会談で韓国企業のタイ護衛艦受注など両国間活発な国防・防衛産業協力を評価して「軍事秘密情報保護協定」を締結、軍事交流と防衛産業協力を強化することにした。文大統領はタイとの科学技術新産業の協力拡大を強調しながら「世界で3番目に第4世代放射光加速器を開発した韓国がタイが推進している加速器構築事業にともにすることを希望する」として入札参加への意思を明らかにした。プラユット首相は「文大統領が200人以上の企業家を引率してきた」として「韓国と鉄道システム、ロボット工学分野協議書と了解覚書を署名したことをうれしく思う」と明らかにした。両首脳はこの日、1件の協定と5件の了解覚書を締結した。

文大統領はこの日、首脳会談直後6・25韓国戦争(朝鮮戦争)当時である1952年「ポークチョップヒル」の戦いで中隊長として活躍した第2師団21連隊の元軍人6人など参戦した勇士に「平和の使徒メダル」を伝達した。文大統領は「参戦した勇士の犠牲と意志に感謝申し上げる」として「このメダルは韓国国民に代わってお伝えするもの」と述べた。