韓経:韓国企画財政次官「金融市場の衝撃を緩和する政策余力ある」

  • 2019年8月27日

金容範(キム・ヨンボム)企画財政部第1次官

金容範(キム・ヨンボム)企画財政部第1次官が26日、「韓国金融市場は外部の衝撃を緩衝する十分な復原力と政策余力がある」と自信を表した。

金次官はこの日、ソウル銀行連合会館で拡大マクロ経済金融会議を開き、「国際金融市場の変動性はしばらく続くと予想している」と伝え、このように述べた。企画財政部第1次官が開いたこの会議には通常、韓国銀行(韓銀)や金融委員会など金融関連部処の関係者が出席する。しかしこの日は異例にも鄭升一(チョン・スンイル)産業通商資源部次官も出席した。企画財政部の関係者は「実物経済の懸案まで点検するために今後は産業部次官も会議に出席する」とし「会議の回数も週1回から2回に増やした」と説明した。

金次官は会議で「最近、世界的に景気状況が急激に悪化している」とし「保護貿易主義による貿易問題がグローバルバリューチェーンを揺さぶっている」と話した。金次官は1ドル=1200ウォン水準の為替レート急変動についても「韓国ウォンが中国人民元の動きに影響を受ける相関度が高まっている」とし「しかし過度な変動幅を見せるのは望ましくない」と述べた。また「金融・為替市場の変動性が拡大すれば先制的かつ断固たる市場安定措置を施行する」と語った。さらに「韓国金融市場が外部の衝撃に一時的に影響を受けることはあるが、外貨準備高と純対外債権が過去最高水準であり、対外健全性は以前よりも大きく改善した」と強調した。

専門家らは韓国は海外依存的な経済であるためグローバルバリューチェーンが揺らぐ状況に特に脆弱だと懸念している。産業研究院のチョ・チョル産業通商研究本部長はこの日の政策セミナーで「韓国は主要20カ国・地域(G20)のうち輸出依存度が3番目、輸入依存度が4番目に高く、海外依存的な経済構造になっている」とし「特に日本が供給する素材部品と装備などはバリューチェーンの最後方に存在し、前方にある韓国産業に打撃を与える可能性がある」と指摘した。チョ本部長は「日本の『ものづくり白書』によると、主要先端製品および素材部品1200品目のうち日本が供給するのは894品目であり、米国、欧州、中国などに比べて多い」とし「このうち30%以上の270品目が世界市場シェア60%を上回り、独占力を持つ」と分析した。