韓経:韓国とイスラエルのFTA交渉妥結…「素材・部品産業の競争力強化」

  • 2019年8月22日

韓国とイスラエルが自由貿易協定(FTA)交渉を最終妥結した。アジアでイスラエルとFTAを結んだ国は韓国が唯一だ。

兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長は21日、イスラエルのエルサレムで同国のコーヘン経済産業相とFTA最終妥結宣言式をした。2016年5月の交渉開始宣言から3年余りぶりだ。兪本部長は「基本技術を多く持っているイスラエルとの通商を拡大し、韓国の素材・部品・装備産業の競争力を強化できることになった」と評価した。イスラエルは国レベルで先端技術とスタートアップを集中育成する代表的な「基礎科学強国」と評価されている。

韓国とイスラエルの貿易規模は昨年基準27億1900万ドルだ。韓国の全貿易相手国のうち45位だ。韓国がイスラエルに輸出する主要品目は自動車で、昨年基準で全体の50.1%を占めた。このほか合成樹脂が7.1%を占める。主要輸入品目は半導体製造用装備が25.4%、電子応用機器が13.0%など。

韓国はイスラエルから輸入する製品のうち品目数基準で95.2%に対し段階的に関税を撤廃することにした。イスラエルは韓国製品95.1%の関税をなくす。コメ、トウガラシ、ニンニク、タマネギのような穀物・野菜類と肉加工品、乳製品など一部農水産品目は従来の関税を維持する。

産業通商資源部関係者は「イスラエルから最も多く輸入する半導体製造用装備の関税が3年以内に完全撤廃される。日本装備の代替材を探している企業に役立つだろう」と話した。彼は「日本や中国など競合国に先立ちイスラエル市場を先取りするという意味もある」と付け加えた。

韓国とイスラエルはFTA協定文案の法律検討作業を終わらせ、協定文英文本公開、正式署名、国会批准などの手続きを踏む予定だ。来年上半期の発効を目標としている。