サムスン“ディスプレーの復活”

  • 2015年1月27日

"みにくいアヒルの子"扱いだったサムスンのディスプレー事業が再生している。昨年10-12月期だけで4000億ウォン(約437億円)以上の営業利益を上げ、7-9月期(600億ウォン)より実績が大幅に改善したことが26日、分かった。このためディスプレーと半導体部門を合算して算出しているサムスン電子部品(DS)部門の昨年10-12月期の営業利益が3兆ウォンを超えたことが分かった。

サムスンのディスプレー事業部門は2013年の4-6月期と7-9月期だけでも1四半期あたり1兆ウォン前後の営業利益を出していたが、同年10-12月期から実績が下がり始めた。

サムスンのスマートフォン販売が不振に陥った昨年1-3月期には800億ウォンの営業損失を記録し、7-9月期の営業利益も1年前と比べて94%縮小した600億ウォンにとどまった。

ライバル社のLGディスプレーが昨年7-9月期4700億ウォン越える営業利益を上げたことと比べるとみすぼらしい成績表だった。LGディスプレーがLG電子だけでなく米国アップルなどにいち早く取引先を多角化したのとは対照的に、サムスンのディスプレー部門はサムスン電子のスマートフォン事業に過度に依存したためだった。

サムスンのディスプレー事業が昨年10-12月期の再起に成功したのはUHD(超高画質) TVを中心にサムスンのテレビ販売が増加したためだ。業界関係者は「テレビは伝統的に7-9月期と10-12月期がシーズン」とし「テレビ販売が増加したことで中・大型液晶表示装置(LCD)業界の状況が良好だった」と説明した。サムスン電子が昨年末に中低価格のスマートフォン比重を高め、戦略スマートフォン「ギャラクシーノート4」を早期に発売したのもディスプレー部門の再生に好材料として作用した。

サムスン電子は29日、昨年10-12月期の部門別実績を発表する予定だ。スマートフォンを担当するIT・モバイル(IM)部門の営業利益は2兆ウォンに迫り、直前四半期(1兆7500億ウォン)の不振から抜けだしたことが分かった。