韓経:韓国造船業界、下半期に高付加価値船舶「受注行進」

  • 2019年8月19日

現代重工業が今月に入り、1隻当たり2000億ウォン(約175億円)を超える液化天然ガス(LNG)運搬船3隻を相次いで受注するなど造船業界の受注が本格的に拡大している。カタールやモザンビークなどで大規模発注が予定されており、技術力を前面に出した韓国系造船会社の受注はさらに増えるだろうという見通しが出ている。

18日の業界によると、現代重工業は今月に入り、ギリシャの海運会社ツァコスグループと17万9000立方メートル級超大型LNG運搬船2隻を供給する契約を結んだ。ギリシャのキャピタル海運ともLNG運搬船1隻の供給契約を締結した。超大型LNG運搬船の最近の国際相場は1隻当たり1億8500万ドルに達する。一般ばら積み船の3~4倍に達する高付加価値船舶だ。

現代重工業は韓国の海運会社であるKSS海運からも超大型液化石油ガス(LPG)運搬船2隻を受注した。現代重工業グループ系列である現代三湖(サムホ)重工業は最近ギリシャのエバレンドに総額2億8600万ドル規模の超大型原油運搬船3隻を供給する契約を締結した。現代尾浦(ミポ)造船は下半期に入り自動車運搬船2隻、中型石油化学製品運搬船1隻などを受注した。

大宇造船海洋はギリシャの海運会社にLNG運搬船1隻を追加で供給する契約が大詰めの段階だという。これを含めた大宇造船海洋の今年のLNG運搬船受注は合計7隻だ。サムスン重工業は14日にアジア地域の船主とLNG運搬船1隻を供給する契約を結んだ。

超大型LNG運搬船など韓国の造船会社が強い高付加価値船舶の大規模発注が相次いで予定されている。カタール国営石油会社カタールペトロリアムは下半期に少なくとも40隻のLNG運搬船予備入札をするものと業界ではみている。ロシアで砕氷LNG運搬船15~17隻、モザンビークでLNG運搬船30隻の発注もある予定だ。