韓経:ボルトン氏「北の短距離ミサイルは国連決議違反…韓日駐留米軍に脅威」

  • 2019年8月16日

ジョン・ボルトン大統領補佐官

米国ホワイトハウスのジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が14日(現地時間)、北朝鮮の相次ぐ短距離弾道ミサイルの試験発射に対して「国連安全保障理事会の制裁決議違反」と警告した。

ボルトン補佐官はこの日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)とのインタビューで「北朝鮮版イスカンデル」と言われるKN-23に対して「(射程距離が)おそらく韓国全域と日本の一部を打撃することができ、これは当然、韓国と日本に配備されている米軍も危険に陥れることになる」と述べた。

ボルトン補佐官は北朝鮮のミサイル発射が「金正恩(キム・ジョンウン)(委員長)がドナルド・トランプ米国大統領と交わした約束を破っていないことは事実だが、韓半島(朝鮮半島)を注目しているすべての者を気まずくさせる」とした。続いて「北朝鮮には核武器プログラムだけでなく化学や生物武器プログラムもある」とし「米国と他の国々が生化学武器を放棄したように、北朝鮮もこのような力を放棄することによって新たな社会に到達するなら、途方もない進展になるだろう」と話した。

ボルトン補佐官は米朝間の交渉余地は開いているという意見を表明した。ボルトン補佐官は、トランプ大統領と金委員長による6月の板門店(パンムンジョム)会合以来、「実務レベルでいかなる実質的な交渉もできなかった」とし「近く再開できることを希望する」と述べた。あわせて交渉の核心課題は「北朝鮮が自分たちの核武器と運搬体系を放棄する明確な戦略的決定を下すかどうかになる」と強調した。

非核化条件に関してはトランプ行政府の一貫した方針を繰り返し強調した。ボルトン補佐官は「トランプ大統領が金正恩とベトナム・ハノイで会った時に話した『ビッグディール』は核武器を放棄する戦略的決定を下すことで、その次にこれを履行し、その後可能な全てのことを行うこと」と述べた。ボルトン補佐官は「金正恩以前の北朝鮮指導者は核プログラムに対する適度な譲歩を対価として明らかに経済的利益を得てきた」とし「しかし、経済的利益や権力安定化などを成し遂げた後は、核に関連した自分たちの約束を守るのに失敗した」と指摘した。あわせて「もし北朝鮮がそのような行動を繰り返しできると考えているなら、それは大きなミスを犯すこと」と警告した。