韓経:「知韓派エース」をソウルに集結させる日本

  • 2019年7月11日

日本政府が外務省内の「知韓派」をソウルに集結させている。韓国内の世論など本格的な外交戦に対応する陣容の構築という分析が出ている。

ある日本情報筋によると、相馬弘尚元駐韓日本経済公使が在韓日本大使館の総括公使に内定したという。総括公使は大使館の序列上、大使の次だ。来月ソウルに赴任する相馬新公使は韓国の大学で研修を受け、韓国勤務経験がある日本国内「コリアンスクール」の代表外交官だ。2012-15年には在韓日本大使館経済公使を務めた。水嶋光一前総括公使が韓国語をほとんど話せなかったのとは対照的だ。

実生泰介新政務公使も外務省で「エース」と呼ばれる代表的な知韓派だ。相馬公使と同じく韓国で留学し、韓国語も話す。在韓日本大使館での勤務経験もある。北東アジア課で韓国の問題を扱った。在米日本大使館では韓国の対米外交を分析した。北朝鮮問題にも詳しい。6カ国協議当時に北朝鮮を何回か訪問している。前任の北川克郎政務公使は外務省内で代表的な「フレンチスクール」として知られる。韓国とは特に縁がなかった。

ソウルに本部を置く韓日中協力事務局(TCS)の次期代表に知韓派の道上尚史現釜山総領事が内定したのも、韓国専門家をソウルに集めるための布石という評価だ。道上氏は2017年、釜山領事館の前に慰安婦少女像、強制徴用労働者像が設置されて外交問題がふくらむと、駐釜山日本総領事として緊急投入された。以前まで釜山総領事は外交官でなく民間人が務めてきた。

交代が近づいている長嶺安政大使の後任には韓日外交経験者が就任するという見方が多い。