韓経:また南下するか…北朝鮮の漁船数十隻が韓国東部沖NLL周辺で操業

  • 2019年6月24日

22日に慶尚北道鬱陵郡独島北東114キロメートル地点で東海北方限界線(NLL)を越えてきた北朝鮮漁船が海軍と海洋警察の退去措置を受け韓国海域の外に抜け出ている(写真=海洋警察)

韓国東部沖の北方限界線(NLL)近くの北朝鮮側海上で北朝鮮の漁船数十隻が集団で操業しており、韓国海軍と海洋警察がこれら漁船の南下の可能性に対する監視を強化している。

韓国軍と韓国政府当局が23日に明らかにしたところによると、江原道(カンウォンド)沖NLL周辺北側海上で北朝鮮漁船数十隻がイカ釣りなどの操業をしている。このうちNLL近くで操業する漁船はいつでもNLLを越えることができる。22日午前9時ごろにも5トン級漁船がNLLを越え独島(ドクト、日本名・竹島)北東114キロメートル地点(NLL南側51キロメートル)海上で発見されている。今年に入り北朝鮮漁船が東海岸沖NLLを越えた後に退却した事例は現在まで60回余りに達する。

東海NLL側に北朝鮮の漁船団が集まっており、韓国海軍はP-3海上哨戒機と哨戒艦などを動員し警戒監視活動を強化している。

哨戒機は22日午前9時ごろに東海NLL南側51キロメートル地点で北朝鮮の漁船を発見して海洋警察に知らせ、海洋警察は午前10時40分ごろに現場で北朝鮮漁船を確認した。海洋警察は北朝鮮漁船の遭難経緯などを確認しようとしたが、北朝鮮漁民は自力で移動できるとして海洋警察の支援を拒否した。この漁船は海洋警察の監視を受けながら北上しこの日午後8時ごろに韓国海域外に抜けた。

国防部と合同参謀本部は15日に北朝鮮の小型木造船が軍警監視網を通り抜けて江原道三陟(サムチョク)港に進入し、「警戒失敗」に対する批判の声が大きくなってから哨戒戦力増便を検討しているという。軍内外では三方を海に囲まれた韓国の地理的環境と北朝鮮潜水艦の脅威などを考慮し最小30機ほどの海上哨戒機が必要だという主張も出ている。

北朝鮮の小型木造船に対する警戒失敗を調査している合同調査団は3日にわたり合同参謀と陸軍23師団、海軍1艦隊など当時の警戒作戦業務遂行と関連した部隊で調査を行った。