韓経:「サムスン、ファーウェイの二の舞も」…経営陣会議を開く李副会長(2)

  • 2019年6月6日

◆「サムスンの全役職員が危機意識を持つべき」

こうした李副会長の危機意識を全役職員に効果的に伝えるために経営陣とミーティングをするというのがサムスン側の説明だ。1日の半導体社長団会議の発言内容を外部に電撃的に公開したのも同じ脈絡だ。

サムスン電子を含むサムスン系列会社の経営陣は李副会長と事業部の連鎖ミーティングの後、長短期の危機対応策を準備する見通しだ。今後の新保護貿易主義時代に生き残るにはDRAMのようにライバル企業が簡単には追いつけない独歩的な技術を確保する必要があるというのが、李副会長の判断だという。

金己男(キム・ギナム)サムスン電子副会長が半導体社長団会議の後、「グローバル経営環境変化の対応方向を定め、同時に数百兆ウォン台の大規模投資を支障なく進めていく」と明らかにした理由だ。サムスンは世界の生産拠点および部品供給網も見直している。

サムスンの悩みは、中長期戦略を立てるべきサムスン電子コントロールタワーの事業支援タスクフォース(TF)の経営陣が役割を果たせていないところにある。サムスンバイオロジクスの粉飾決算と証拠隠滅の疑いで検察の厳しい捜査を受けているからだ。

経営界の関係者は「韓国経済に押し寄せる巨大な波に対抗するには、政府と企業が一体となって動きながら危機に対応しなければいけない」とし「政府も現状況を重く見て判断する必要がある」と指摘した。