現代・起亜車のグローバル販売、猛追撃…ルノー日産に追いつけ

  • 2015年2月4日

世界販売量において、ルノー日産(上)と現代・起亜自動車が激しい4位争いを繰り広げている。(写真提供=韓国経済新聞社)

現代・起亜自動車が昨年グローバル販売量でルノー日産を40万台差で猛追撃していたことが分かった。現代・起亜車は800万台で5位、ルノー日産は840万台(ロシアのアブトバズ含む)で4位を守った。同2社はともに中国やメキシコなどに現地工場を建設中で、今年も4位争奪戦が続く見込みだ。

販売1位は日本のトヨタ(レクサス含む)、2位はフォルクスワーゲングループ(アウディ含む)、3位は米国GMが占めた。米国市場調査会社「LMCオートモーティブ」によると、昨年の世界自動車販売量は8716万台で2013年8422万台より3.5%増加した。

トヨタはレクサス・ブランドも含め1023万台を販売した。2007年937万台で初めて世界トップに立ったトヨタは、東日本大震災の余波で販売量が795万台(3位)に落ちた2011年を除き先頭を走り続けている。トヨタの弱点は中国での不振だ。昨年上半期基準の中国市場占有率はフォルクスワーゲンが19.6%で1位を占め、その後をGM17.1%、現代・起亜車10.6%、日産5.8%、トヨタ5.3%で追っている。

昨年販売2位はアウディやポルシェを含む独フォルクスワーゲングループで、2013年973万台から1014万台へと4.2%増えた。欧州(6.2%)やアジア(11.3%)でそれぞれ成長の勢いを見せている。フォルクスワーゲンは2004年には514万台でフォード(643万台)やルノー日産(617万台)に遅れをとった5位だったが、この10年間で販売量を倍に引き上げた。

ただ、高級車ブランドであるアウディやポルシェが10%以上の成長を示したのとは裏腹に、全体販売の3分の2を占めるフォルクスワーゲンの増加率が1.6%に過ぎない点は克服しなければならない課題だ。米国市場占有率も5.3%とライバルに遅れをとっている。

GMは主力市場である南米販売が縮小し、フォルクスワーゲンとの格差が一層拡大した3位を維持した。昨年の販売量は992万台で、2013年972万台より小幅で増加したが、2位のフォルクスワーゲンとの格差は1万台から22万台と逆に拡大した。

初めて800万台時代に進入した現代・起亜車はルノー日産との格差を40万台に縮めた。現代・起亜車は2013年754万台から昨年800万台と6.1%増加した半面、ルノー日産は826万台から840万台に1.7%増えるのにとどまった。

ルノー日産は仏ルノーが日産の持分を43.4%、日産がルノーの持分を15%持っている同盟関係だ。ロシアのアブトバズと韓国ルノーサムスンなどもこのグループに所属している。昨年ロシア経済危機でアブトバズの販売量が15%減の38万台にとどまり、グループ全体の増加傾向に影響を及ぼした。現代・起亜車は2018年まで中国に60万台(現代車)、メキシコに30万台(起亜車)等の生産設備を増やす計画だ。米国やトルコ、ブラジルなどでの追加増設を通じて2020年ごろには1000万台の生産規模を備える見通しだ。ルノー日産も中国50万台(ルノー)、メキシコ30万台(日産)等の増設作業を進めているため、4位争いが激しくなることが予想される。