「韓日民間交流コンパニオン」自任するアシアナ会長

  • 2015年2月4日

錦湖(クムホ)産業と錦湖高速の経営権を取り戻すのに没頭している朴三求(パク・サムグ)錦湖アシアナグループ会長が、行き詰った韓日関係の改善を助けるため日本の政官関係や観光業界の関係者を含めた訪韓団1400人余りを誘致し、交流行事を行うことにした。両国関係が数年間冷え込んでいる中で、日本側で大規模な訪韓団を構成したのは異例だ。

朴会長は日本の二階俊博・自民党総務会長兼日本全国旅行業協会長と積極的に協議して、今回の交流行事を企画した。

アシアナ航空は3日、韓国観光公社とともに「韓日友好交流行事」を12日から14日までソウルで行うと発表した。日本側の訪韓団は12~13日には「韓日友好交流ツアー」、14日にはソウル三成洞(サムソンドン)のCOEXで開かれる「旅行業相談会」と「観光交流拡大会議」に参加する。

さらに午後6時からソウル蚕室洞(チャムシルトン)のロッテホテルで朴会長や二階会長、金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官、久保成人・日本観光庁長官、卞秋錫(ビョン・チュソク)韓国観光公社社長らが参加した中で「韓日友好交流の夕べ」を開く。江崎鉄磨・自民党副幹事長(衆議院議員)や垂秀夫・官房総務課長、日本全国旅行業協会傘下の旅行会社「全旅」の池田孝昭社長らも今回韓国を訪れる。

財界では朴会長が今回の交流行事の開催を通じて長年築いてきたグローバル人脈を改めて誇示したという評価が出てきている。韓中友好協会会長をつとめて代表的な財界の中国通として知られる朴会長は、20年近く絆を結んでいる日本の人脈も少なくないという。

彼は2003年の金浦(キンポ)~羽田路線の開設当時には、成功させるために日本政府と航空業界の関係者たちを横から説得し、日本全国旅行業協会とも地道に接触してきた。

全国経済人連合会の観光委員長もつとめる朴会長は「韓日観光を通した民間交流を活発にしてこそ、疎遠になった国民感情が回復して内需活性化も実現できる」と話した。

日本側の訪韓団代表である二階会長とは親しい間柄だ。朴会長と二階会長は2000年に二階会長が当時の運輸相だった頃に初めて会った。二階会長は自身のホームページに朴会長について「朴三求会長は私の義兄弟であり、私が最も信頼する韓国の代表的経済人」と紹介した。

二階会長は自民党衆議院11選で運輸相(現国土交通相)、経済産業相などをつとめた。現在は自民党の核心職務の1つである事務総長をつとめる日本政界の大物でもある。また日本国内で約5700社の旅行会社が加入する日本全国旅行業協会の非常勤会長として20年にわたり旅行業界を通した民間交流の活性化も強調してきた。

韓国側は3月に今回の行事の返礼訪問の形で韓国旅行業協会が約500人規模の交流団を組織して日本の東北地域を訪問する計画だ。