韓経:トランプ大統領、来月日印首脳と3カ国会談…貿易戦争で中国包囲

  • 2019年5月27日

トランプ大統領

中国と貿易戦争を行っている米国が、日本、インドと組んで中国を包囲するという意図を露骨に示した。トランプ米大統領が4日間の日程で日本を訪問し対内外的に同盟国日本との結束を誇示したのに続き、来月28~29日に大阪で開かれる主要20カ国(G20)首脳会議で日米印3カ国首脳会議をすることにするなど「3角協力体制」の強化に乗り出した。来月の3カ国首脳会議では対中牽制政策である「インド・太平洋構想」への協力がさらに具体化される見通しだ。

◇米国、日本・インドと「三角協力」描く

25日から4日間の日程で日本を国賓訪問中のトランプ大統領は飛行機に搭乗する直前までインドのモディ首相に気遣う姿を見せた。トランプ大統領は出国直前にモディ首相に電話をかけ最近の総選挙圧勝と再執権を祝った。

ホワイトハウスのギドリー報道官は米国とインド、日本の3カ国首脳が来月末に大阪G20首脳会議で会談し「自由で開かれたインド・太平洋」に向け共有されたビジョンを追求していくことにしたと明らかにした。トランプ大統領と日本の安倍晋三首相、モディ首相は昨年11月30日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたG20首脳会議を契機に初めての3カ国首脳会談をしている。トランプ大統領と安倍首相は27日に日米首脳会談を終えた後の公式記者会見でも「自由で開かれたインド・太平洋」の実現に向けた協力を再確認するという。

米国と日本のメディアは米国と日本、インドなどが手を握れば一帯一路政策を推進中の中国の海洋進出構想を事実上座礁させられるというのが西側諸国の判断だと分析した。

◇「貿易問題」が最優先の関心事

トランプ大統領は日本に到着して最初のスケジュールを日本の財界関係者らとの会合で始めた。トランプ大統領のこうした歩みは米国の政策の最優先関心事が貿易問題という点を強調し米中貿易戦争が短期間に終えられることではないという点を示した「中国警告用」という見方もある。

25日午後に日本に到着したトランプ大統領は東京の在日米大使館で日本企業関係者らと夕食をともにし、日米貿易問題などを主題に歓談を交わした。第5世代(5G)通信装備システム構築過程で電撃的に中国ファーウェイとの決別を選択したソフトバンクグループの孫正義会長を筆頭に日本企業家らとうれしそうにあいさつを交わした。トヨタ自動車の豊田章男社長、日産自動車の西川広人社長ら対米貿易問題の主要ターゲットである自動車業界の最高経営責任者(CEO)ら30人ほどが参加した。

この席でトランプ大統領は「日本は長く(米国との貿易で)非常に有利な立場だった。(だがこれからは両国間の貿易が)もう少し公正になるだろう」と強調し日本側関係者らを緊張させた。

トランプ大統領は日本企業関係者に対米投資拡大も強く促した。トランプ大統領は「日本企業が米国に投資し驚くほどの機会をつかむのに合流するならば途轍もない見返りを得ることになるだろう」と言及した。

トランプ大統領はこの日ツイッターを通じ「貿易交渉の多くの部分は日本の7月の選挙以降まで待つだろう。そこで大きな数字を期待する」とし、貿易交渉妥結をしばらく猶予することを示唆した。