韓経:康京和長官「韓米首脳通話内容流出、長官としてリーダーシップ不足」

  • 2019年5月27日

康京和(カン・ギョンファ)長官

外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官が、韓米首脳間の通話内容流出に対し「容認できないこと。調査結果が出次第厳重に問責する」と話した。

康長官は25日にフランス出張を終えて帰国し、在米大使館所属の外交官が韓米首脳間の電話通話内容を自由韓国党の姜孝祥(カン・ヒョサン)議員に流出した事件についてこのように話した。康長官は前日にパリで「外交部に対する国民の信頼が崩れ責任を感じる。自らもリーダーシップに不足した点がなかったか考えさせられた」と話した。情報流出に公益的性格があるという自由韓国党の主張に対しては「そうした事案ではないようだ」と線を引いた。

今回の事件をめぐる政界の攻防はますます拡大している。与党「共に民主党」は姜議員の除名を要求し、自由韓国党は鄭清来(チョン・チョンレ)元民主党議員が過去に放送で韓米首脳間の通話録を入手したと発言した事実を取り上げ逆攻勢に出た。

民主党の洪翼杓(ホン・イクピョ)首席報道官は25日、「自由韓国党は党派的利益という小貪に執着し韓米関係信頼危機という大失を招いたということをわからなければならない」と批判した。その上で「姜議員に対する擁護を中断し即刻除名など党レベルの措置だけでなく国会レベルの議員職除名までしなければならない」と促した。

自由韓国党は韓米関係の現実を暴露しただけだと反論した。自由韓国党の全希卿(チョン・ヒギョン)報道官は「どうして最も堅固な韓米同盟が、日本訪問スケジュールの最後に居候する同盟になったのか。文在寅(ムン・ジェイン)政権は韓米同盟亀裂の懸念を知らせた野党議員に対する脅しを即刻中断せよ」と話した。その上で「鄭元議員は昨年総合編成チャンネルで1月4日にあったトランプ米大統領と文在寅大統領の通話録を入手したと自慢した。自党の元議員まで受け取り放送で騒いだ内容を現役野党議員が知って記者会見することだけ問題ということか」と反問した。

「正しい未来党」のイ・ジョンチョル報道官は「姜議員は自身の誤りを認め同時に責任ある措置が伴わなければならないだろう。議論になっている鄭元議員も同じように扱われなければならない」と要求した。

鄭元議員は26日、「韓米首脳間の通話内容を受け取った」という過去の発言に誤解の素地があるとしながら「自由韓国党が自身の発言を口実にして外交機密漏洩という犯罪を希釈している」と主張した。「あれは(当時)時事芸能番組の性格上、普段の私の見識とユーモア、そして文学的想像力を加味したもの」という趣旨で自身を防御した。