韓経:「ニューヨークの心臓」ハドソンヤードにジェネシスが現れる

  • 2019年5月8日

現代自動車は先月16日、ニューヨークのハドソンヤードでジェネシスの電気自動車基盤コンセプトカー「ミント・コンセプト」を公開した。(写真=現代自動車)

現代自動車が米ニューヨークのマンハッタンに高級車ブランド「ジェネシス」を広報するスタジオを用意する。ジェネシスの哲学と感性を伝えるブランド体験館で、こうした施設が米国に作られるのは初めてだ。

現代自動車は7日、マンハッタンのミッドタウン西側にある複合商業施設ハドソンヤードにジェネシススタジオを設ける計画だと明らかにした。ハドソンヤードは立ち後れた鉄道用地を再開発しニューヨークの新しいランドマークに変貌させる不動産開発事業だ。事業費だけで250億ドルに達する。約11万3300平方メートルの敷地には高級マンションと広場、ホテル、ショッピングセンター、オフィスなどが作られる。3月にオープンしてからニューヨークの新たな「心臓」として浮上している。

ジェネシススタジオはハドソンヤード内の高級ショッピングモール「ショップ・アット・ハドソンヤード」に入る。7階建てショッピングモールにはルイ・ヴィトンやカルティエなどのブランドとファーストファッションブランドのZARA、H&Mなどが入店している。現代自動車は最近この建物の1階にジェネシススタジオが入るスペースを用意した。近く運営方針を定め年内にスタジオをオープンする構想だ。

ニューヨークスタジオは京畿道河南(キョンギド・ハナム)にあるジェネシススタジオと似た役割をする見通しだ。2016年にオープンした河南スタジオは複合ショッピングモールのスターフィールドに入っている。ジェネシスのフラッグシップセダンである「G90」をはじめとして各種新車とブランド哲学と方向性を盛り込んだコンセプトカーが展示されている。すべてのモデルのドアが展示されており、多様なカラーと革、壁材など内外装材を組み合わせてみることができる。

現代自動車のこうした動きは最近の販売不振を克服し米国市場を積極的に攻略するという意志とみられる。昨年ジェネシスの米国販売台数は1万313台で、前年の2万740台から半減した。今年1~3月期の米国販売台数も4202台で、昨年1-3月期の4363台より161台減った。

販売拡大に困難を経験しているが反騰気流も感知されている。昨年9月に米国で発売したスポーツセダン「G70」の販売台数が急速に増加しているためだ。昨年10月に51台にすぎなかったG70の販売台数は今年3月には816台に増えた。新車発売も予定されている。現代自動車は下半期にG90のフェイスリフトモデルに続き初のスポーツ多目的車(SUV)の「GV80」も来年米国で発売する計画だ。