韓経:革新IT搭載した「国民車」現代ソナタ、未来車の基準見せた

  • 2019年4月25日

「ワールドITショー2019」の観覧客が現代自動車展示館でスマートフォンでドアを開閉できる新型ソナタを見ている。

「ここが現代自動車の展示館ですか? IT企業の展示館のようで…」。

24日に開かれた「ワールドITショー2019」を訪れた観覧客は現代自動車展示館前でとまどった。新型ソナタ2台が展示されたのを除くと頭の中に描いていた自動車会社の展示館と違ったためだ。展示場を案内するスタッフは「新型ソナタは単純な自動車でなくスマートモビリティー(移動手段)機器」と説明した。

現代自動車展示館の入口では携帯電話形のタッチスクリーンが観覧客を出迎えた。ここには新型ソナタのデジタルキーを説明する内容が盛り込まれている。ソナタに採用されたデジタルキーを使えばスマートフォンのアプリケーションで車のドアを開閉したりエンジンをかけられる。自動車のキーを持ち歩く必要がなくなったわけだ。単純に自動車キーの役割だけするのではない。自分以外の知人最大3人にスマホでデジタルキーを渡すこともできる。他の人に自動車を貸す時にキーを渡すために会う必要がなくなったという意味だ。家族同士で車を一緒に使うのも簡単になった。車に乗りスマホを車内の無線充電器にのせればエンジンをかけられる。無線充電機能がないスマホでもこの機能を使うことができる。

個人別の設定も可能だ。デジタルキーを持った人がそれぞれ自分に合わせてシートの高さとサイドミラーの角度などを設定しておけばデジタルキーでドアを開けエンジンをかけると同時にすぐ以前に自分が合わせた設定に戻る。

展示場の中には走行映像記録装置である「ビルトインカム」を紹介するスペースがある。ビルトインカムがあれば別途の装置を付けなくても走行映像を記録できる。ルームミラー後方にビルトインタイプで設置され運転者の視野を遮らないのが最大の長所だ。車内のマルチメディア機器やスマホと連動できる。長時間撮影した映像を短く圧縮するタイムラプス機能もある。観覧客はビルトインカムを単体で展示した空間で機能を体験した。

「ソナタ」に装着された音声アシスタントサービスに好奇心を示す人も多かった。カカオの人工知能プラットフォーム「カカオアイ」を活用したサービスだ。音声認識ボタンを押して指示すれば良い。「エアコンをつけて」のような簡単な命令だけでなく、「霜取りして」「暖かくして」のように人に話すような指示も遂行できる。このサービスを通じて多様な情報を得る。ニュースと天気、株価、スポーツ試合結果、為替相場などを尋ねれば関連情報が提供される。

観覧客が最も多く集まったスペースは「プレーソナタ」だった。ソナタに搭載された各種先端技術に関する説明を聞いた後、クイズに答えると小さな記念品をもらえる空間だ。展示場をひと回りした観覧客は新型ソナタに乗った。ソナタのマルチメディア機器を動かしたり音声アシスタントサービスを稼動してみる人が多かった。展示場にいる案内コンパニオンに「デジタルキーが本当に作動するのか」と尋ねる観覧客もいた。

現代自動車のイ・グァングク国内営業本部長(副社長)は、「新型ソナタは現代自動車の未来車技術をひとつに集めた革新的な車。ソナタに乗る人は多様な未来車技術をあらかじめ体験して感じることができるだろう」と話した。