韓経:「韓国の製造業逆行…衰退業種のシェアだけ上昇」

  • 2019年4月16日

韓国の製造業が20年間に世界的に成長した業種ではシェアが落ち、衰退する業種ではシェアが高まったことがわかった。「産業新陳代謝」が逆流していると分析される。輸出主力業種の入れ替わりが遅く一部業種に対する偏りが激しい「成長エンジン」が冷めているという指摘も出た。

大韓商工会議所が15日に発表した報告書「韓国製造業の中長期傾向分析」によると、2007年と2017年の韓国の輸出額上位10品目を分析した結果、2品目だけが他の品目と入れ替わったと調査された。コンピュータ部品とモニターが10大品目から抜け、特殊船舶(海洋プラント)と油化原料が新たに含まれた。同じ期間に中国は品目交替が活発だった。印刷機、セーター、変圧器、女性服の4品目が10大品目から外れ、自動車部品とランプ・照明器具、革カバン、家具などが追加された。

韓国の輸出構造が一部品目に過度に偏っているとの懸念も提起された。韓国は輸出全体で10大品目が占める割合が2017年に46.6%だった。日本の33.8%、中国の27.9%、ドイツの28.0%、米国の30.1%などを大きく上回る。大韓商工会議所関係者は「10年間で輸出上位10品目のうち8品目が変わらない上に10大輸出品目の割合が競合国より10ポイント以上高い」と指摘した。