韓経:現代重工業、造船資機材子会社売却…「大宇造船協力会社とともに行く」

  • 2019年4月16日

権五甲現代重工業ホールディングス副会長

大宇(デウ)造船海洋の買収合併(M&A)を推進している現代(ヒョンデ)重工業が造船資機材子会社である現代ヒムスと現代重工業ターボ機械を売却した。大宇造船海洋の受注分を現代重工業の子会社が独占するだろうという大宇造船海洋協力企業などの懸念を解消するための措置だ。

現代重工業は現代ヒムスをセマウル金庫中央会などの金融機関が参加するコンソーシアムであるハーキュリーズホールディングスに、現代重工業ターボ機械は金融コンソーシアムのパックストーンマネジメントにそれぞれ売却したと15日に発表した。売却価格は現代ヒムスが1300億ウォン、現代重工業ターボ機械が800億ウォンという。

現代重工業は大宇造船海洋協力会社と共生成長という約束を守るために売却を決めたと説明した。巨済(コジェ)と統営(トンヨン)など慶尚南道(キョンサンナムド)地域の大宇造船海洋協力会社は現代重工業が大宇造船海洋を買収すれば資機材などの受注を現代重工業子会社と協力会社に奪われる可能性が大きいと指摘してきた。

現代重工業は先月8日に産業銀行との大宇造船海洋買収本契約締結式で「共生成長を目標に造船会社と協力会社間の共生を通じ造船産業の生態系をしっかりと作るだろう」と発表した。

現代重工業ホールディングスの権五甲(クォン・オガプ)副会長は「資機材協力会社が技術力を確保して競争力を拡大すればさらに多くの受注を確保する好循環が形成されるだろう」と話した。

現代ヒムスは2008年6月に現代重工業子会社として設立された船舶資機材と部品供給専門会社だ。船舶ブロックを主に製作し現代重工業グループの造船3社に納品している。昨年の売り上げは1846億ウォンだ。現代重工業ターボ機械は産業用ポンプと圧縮機、スチームタービンなど主に大型プラントに使われる資機材を生産する会社だ。2016年4月に現代重工業から分社した。昨年の売り上げは720億ウォンだ。