韓経:「ソウルモーターショーを韓国版CESやMWCにする」

  • 2019年3月27日

「ソウルモーターショーを韓国版CESやMWCに育てるのが最終目標です」。

ソウルモーターショー組織委員長を務める鄭晩基(チョン・マンギ)韓国自動車産業協会長の抱負だ。鄭会長は「海外の見本市の事例をベンチマーキングしてソウルモーターショーをアジアの未来を開拓する見本市へと発展させたい」としてこのように強調した。

ところでなぜジュネーブモーターショーやフランクフルトモーターショーではなく世界最大の家電見本市であるCESが目標と言ったのだろうか。これ以上自動車と情報通信技術(ICT)の境界は明確でないとの判断からだ。電子とICT会社の戦場だったCESにこの数年で多くの自動車会社が参加している。「ラスベガスモーターショー」と呼ばれるほどだ。メルセデスベンツは新型CLAを今年初めに開かれた「CES2019」で公開した。同時に既存のモーターショーには最新型自動車だけでなく各種ICT製品が展示される。

鄭会長は「多くの自動車会社が新車をソウルモーターショーではなくCESで発表するのが現実。まだソウルモーターショーは競争力がないという傍証」と話した。

鄭会長が通信会社とエネルギー会社などをソウルモーターショーに参加させるのに力を入れているのもこのためだ。彼は「SKテレコムとKTなど通信会社と、韓国電力や東西発電などエネルギー企業が参加したことに意味がある。今年のソウルモーターショーは例年より質的にはっきりと良くなった」と強調した。

世界最大のモバイル見本市であるモバイルワールドコングレス(MWC)を取り上げたのも同じ理由からだ。鄭会長は「スペインは情報通信が発達していない国だが電子企業がMWCに参加するためにバルセロナに駆けつける。われわれもこれをベンチマーキングしてソウルモーターショーを発展させなければならない」と話した。

続けて「これからは自動車だけでなく自動車関連新技術を展示する場に変貌させることに集中する計画」と付け加えた。

今回のモーターショーには現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン、双竜自動車、ジェネシスの韓国6ブランドが参加する。輸入車は日産、トヨタ、ランドローバー、レクサス、マセラティ、メルセデスベンツ、ミニ、BMW、シトロエン、ジャガー、プジョー、ポルシェ、ホンダ、テスラ、DSの15ブランドが参加する。ソウルモーターショー組織委員会は会場をオートメーカーズワールド、サスティナブルワールド、コネクテッドワールド、モビリティーワールド、オートパーツワールド、インターナショナルパビリオン、フードテインメントワールドの7つのテーマ館で構成したと明らかにした。