韓経:韓国の物価上昇率2カ月連続0%台…30カ月来の「最低」

  • 2019年3月6日

石油価格下落などにより先月の消費者物価上昇率は0%台にとどまった。コメ価格、外食費、タクシー料金などが相次ぎ上がった点を考慮すると体感物価との乖離は大きいと分析される。

統計庁が5日に発表した「消費者物価動向」によると、先月の消費者物価は1年前より0.5%上昇した。2016年8月の0.5%から2年6カ月ぶりに最も低い水準だ。消費者物価上昇率は昨年1%台初めから半ばにとどまり、9~11月には2%台に上昇したが12月には1.3%と再び1%台に下がった。今年は1月の0.8%に続き2月が0.5%と2カ月連続で1%を下回っていた。

消費者物価上昇の鈍化は石油類価格が下がった影響が大きい。石油類は1年前より11.3%下落し物価全体を0.51ポイント引き下げた。油類税引き下げなどの影響が大きいというのが統計庁の説明だ。

農畜水産物は1.4%下落した。特に野菜類が15.1%落ち物価全体を0.27ポイント引き下げた。昨年寒波で価格が高騰したのに伴った反動効果だ。これに対しコメが18.7%、もち米が24.4%、玄米が23.3%など大きく上がった。

サービス物価は1.4%上昇した。公共サービスのうちタクシー料金が6.9%と大きく上がった。個人サービスのうち外食部門は2.9%上昇した。季節要因などを除いたコア物価(農産物と石油類除外)は1.3%上がった。韓国政府は全般的な物価の流れはが安定的だと評価しながらも物価不安要因は継続してモニタリングすることにした。