韓経:韓国IT大企業代表、韓国文化保護へ…国楽人支援・文化財還収活動・ハングル広報

  • 2019年2月27日

ハングルとコンピュータグループの金祥哲会長

ハングルとコンピュータグループ(ハンコムグループ)の金祥哲(キム・サンチョル)会長の伝統文化に対する愛情は格別だ。国内情報技術(IT)業界で珍しい「韓国文化チキミ(守り人)」だ。

金会長は2013年社団法人「ウリ文化チキミ」を設立して文化継承活動に努めている。「ウリ文化チキミ」は文化財還収活動および発掘、韓国文化の優秀性の広報、伝統文化とITの仲立ちをしながら韓国固有の文化を継承する活動を行っている。

「ウリ文化チキミ」はハングルの価値を知らせる活動にも積極的だ。ハングルはハンコム成長の土台でもある。10月9日のハングルの日は世宗大王(セジョンデワン)が訓民正音を頒布した日でありハンコムが設立された日だ。金会長は訓民正音解例本を国宝1号に指定してほしいという趣旨の署名運動を主導し、12万人の署名を受けて文化財庁に伝達した。

ハンコムはハングルの優秀性を広める活動を持続している。ユーザーがより簡単に新しいフォントに接することができるようにハンコムオフィスをハングル書体流通プラットホームとして活用している。

昨年は韓国学中央研究院と「蔵書閣所蔵旧ハングル文献情報化事業」業務協約を締結した。ハングルの世界化のためのハンコムの支援活動も絶え間なく続いている。ハンコムは教育部、外交部の在外同胞財団などと提携して海外ハングル教育機関にハンコムオフィスを寄贈した。ロシアや中国など世界各地にいる16万人余りの同胞が恩恵を受けた。

金会長は「ハンコムは国民の声援によって成長した企業なので社会に必ず寄与するべき」と強調した。

金会長は2015年から今月まで、ソウル貞洞(チョンドン)劇場理事長を引き受けた。貞洞劇場は主に韓国古典を基にした創作公演を上演している公演会場だ。2017年からはハンコムを通じて青年国楽人の支援プログラム「青春満開」も後援している。毎年15組に単独公演の機会を提供する後援プログラムだ。優秀な国楽人には創作支援金も支給している。金会長は「日本や中国では伝統劇が観光客に必須コースとして知らされるほどなのに、韓国ではそうでなくて残念だ」と話した。