韓経:元駐英北朝鮮公使「金正恩委員長に必要なのは資金」

  • 2019年2月27日

元駐英北朝鮮公使の太永浩(テ・ヨンホ)氏

韓国に亡命した元駐英北朝鮮公使の太永浩(テ・ヨンホ)氏が「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がいま最も必要としているのは資金」と述べた。

2回目の米朝首脳会談で金正恩委員長は老朽化した寧辺(ヨンビョン)核施設の閉鎖を提示し、反対給付として制裁緩和という経済的効果を狙うと予想したのだ。

太氏は26日の日本NHKのインタビューで「金正恩委員長に非核化の意思はない」とし、このように述べた。太氏は「寧辺核施設はかなり老朽化している」とし「すでに閉鎖処分にすべき古い核施設を渡して、核やミサイルは保持しながら制裁の問題を解決していこうというのが北の考え」と指摘した。

太氏は「金剛山(クムガンサン)観光と開城(ケソン)工業団地が再稼働すれば、年に1億5000万ドルの現金が入ってくる」とし「金委員長の狙いはトランプ大統領が制裁問題を解決することだ」と説明した。

太氏はこの日、ソウル龍山(ヨンサン)国防コンベンションセンターで開かれた星友会創立30周年記念行事での講演でも「金委員長の対南戦略は北の核保有国の地位を固めると同時に、南北経済協力で経済的な難関から抜け出すことだ」と指摘した。北朝鮮は絶対に核を放棄しないという従来の主張も繰り返した。