韓経:韓日中「技術株市場三国志」…コスダックが先頭

  • 2019年2月12日

韓国、中国、日本の北東アジア3カ国のハイテク株市場間の年初の成果競争で韓国のコスダックが一歩リードしている。低評価魅力と看板業種であるバイオ・中小IT銘柄に対する需要増加、良好な業績見通しの「三拍子」が合わさった結果と分析される。有価証券市場に集中した外国人投資家の買い傾向が中小型銘柄に移動する兆しも現れており格差がさらに広がるとの見通しも出ている。

◇リードするコスダック

11日のコスダック指数は4.73ポイント(0.65%)上がった733.47で取り引きを終えた。個人投資家と外国人投資家がそれぞれ229億ウォンと35億ウォンを買い越したことで昨年10月22日以来となる730ポイント超えとなった。今年に入り8日まででコスダックは7.85%上がり北東アジアの競争市場である中国チャイネクストの5.46%、日本の東証マザーズの5.03%より大きな上昇幅を見せた。

コスダックは変動性の側面でもチャイネクストと東証マザーズより安定的という評価を受けている。今年に入りチャイネクストは米中貿易戦争、東証マザーズは円高などに敏感に反応している。

◇外国人資金も集まる

年初から有価証券市場の下げ幅過大な大型株に集中した外国人投資家も最近はコスダックに関心を見せている。1月第3週までコスダック市場で毎週「売り」を繰り返した外国人投資家は第4週から「買い」に転じた。1月2~18日に2183億ウォンを売り越した外国人投資家は先月21日から今月8日までコスダックで5204億ウォンを買い入れた。ある大手証券会社海外株式営業担当役員は「外国人投資家がコスダックの個別銘柄を分析し能動的に投資する割合はまだわずかな方だ」としながらも、「年初に接触した外国人投資家の間ではコスダックをチャイネクストや東証マザーズより有望に見る傾向があった」と説明した。

◇「3色の魅力」が浮上

最近コスダックが相対的に良い成果を見せている最初の理由として低評価魅力が挙げられる。ブルームバーグとトムソンロイターによるとコスダックの12カ月先行株価収益率(PER:株価/株当たり純利益)は16.14倍でチャイネクストの18.99倍、東証マザーズの100.07倍より低い。

バイオ銘柄の割合が高いという点も外国人が魅力を感じる理由のひとつだ。バイオ業種は景気不振にともなう業績への打撃の可能性が低く、年初にグローバル株式投資資金が最も多く集まった業種のひとつだ。米ナスダックのヘルスケア指数は今年に入り11.04%上がり、同じ期間のナスダック指数上昇率の9.99%を上回った。証券業界関係者は「東証マザーズも時価総額上位銘柄の相当数がバイオ企業だが円高による市場全般の変動性拡大の影響を受けている。チャイネクストは相当数の銘柄が製造業のためバイオ投資ブームの恩恵は期待しにくい」と説明した。

業績見通しも悪くない。今年コスダック上場企業の株当たり純利益(EPS:純利益/株式数)見通しは平均45.33ウォンで、昨年の34.49ウォンより31.42%増えると観測される。コスダックベンチャーファンドを運用するある資産運用会社の最高運用責任者(CIO)は「しばらくサムスン電子やSKハイニックスなどIT大型銘柄に集まっていた外国人資金がコスダック上場中小型IT銘柄にシフトする動きが現れているのもコスダックには好材料。ただ対外悪材料がふくらめばバイオ、エンターテインメント、ゲームなどバリュエーションが高い業種を中心に打撃が大きくなる恐れもある」と説明した。