韓経:CJ ENM、ミュージカル直接製作して米市場に食い込む…「ミュージカル韓流」ねらう(1)

  • 2019年1月30日

韓国のコンテンツ制作会社CJ ENMが自社製作したミュージカル『August Rush』で米国ニューヨークのブロードウェーに挑戦状を叩きつけた。2004年米国市場進出以降、自社で製作を手がけるのは今回が初めてだ。単純投資または海外製作会社との共同製作という枠から一歩飛び出した。

CJ ENMのパク・ミンソン公演事業本部長は「難しく、長い時間がかかっても、ミュージカルの本場であるブロードウェーで勝負をするのがCJ ENMの目標」とし「単純投資から始めて地道にネットワークを構築し、信頼を築いた結果だと思う」と強調した。

◆『August Rush』、全世界で公演権確保

CJ ENMは『August Rush』をシカゴの代表的な公演場であるパラマウント・シアターで「リージョナル・トライアウト(regional tryout)」公演として年内にまず上演する。

リージョナル・トライアウトは本格的な公演の前段階で、他の都市で先に公開する実験舞台だ。これを通じて内容を補完して投資会社を確保した後、来年ブロードウェーに本格進出するという計画だ。演出はミュージカル『Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street』(邦題『スウィーニー・トッド』)でトニー賞の演出賞を受賞したジョン・ドイルが手がける。

『August Rush』は2007年に公開された同名の映画(邦題『奇跡のシンフォニー』)が原作だ。2人の男女の運命的な愛、彼らの間に生まれたが出生と同時に別れた音楽の神童を描いている。

パク本部長は「映画を作ったプロデューサーのリチャード・ルイスがミュージカル製作を提案した」とし「知識財産権(IP)を確保して2012年から作品企画を始めた」と説明した。これを通じて世界で公演できる権利も確保した。これまでは共同製作会社として海外製作会社とともにブロードウェーに作品を上演した後、韓国またはアジア地域の公演権を確保する程度だった。