韓経:CJ ENM、ミュージカル直接製作して米市場に食い込む…「ミュージカル韓流」ねらう(2)

  • 2019年1月30日

◆投資から自社製作に進化

CJ ENMの製作方式は進化を繰り返している。2004~2011年には単純投資をしていた。このネットワークを基に、海外製作会社と初めて共同製作を行い、2012年ミュージカル『The Bodyguard』(邦題『ボディガード』)を公開した。引き続き2013年に共同製作した『Kinky Boots』(邦題『キンキーブーツ』)が興行に成功してCJ ENMは米国市場でその位置づけを広げた。

『Kinky Boots』は韓国製作会社が作ったブロードウェーミュージカルとして初めてトニー賞6冠を占めた。2013年に幕を上げたブロードウェーミュージカルのうち今まで上演されている作品は『Kinky Boots』が唯一だ。このように単純投資・共同製作した件数は合計20件余りになる。

◆『ムーラン・ルージュ』もブロードウェーの舞台に

今年6月には『Moulin Rouge』も共同製作としてブロードウェーのアル・ハーシュフェルド劇場で上演される。ミュージカル『War Horse』(邦題『ウォー・ホース ~戦火の馬~』)や『King Kong』(邦題『キングコング』)などのオーストラリア公演を製作した舞台制作会社グローバル・クリーチャーズ(Global Creatures)から先に提案を受けた。英国ウエスト・エンド公演も推進している。

ミュージカル『Moulin Rouge』も(邦題『ムーラン・ルージュ』)2001年に公開された映画が原作だ。1890年代フランス・パリにあるクラブ「ムーラン・ルージュ」の歌手と若き作家の恋物語を描いた作品で、公開当時爆発的な人気を得た。演出はミュージカル『Rocky the Musical』などを手がけたアレックス・ティンバーズだ。パク本部長は「最近、海外製作会社が優れた力を備えて発展しているアジア製作会社と協業したがっている」とし「今後、共同製作ももっと増えるだろう」と期待を寄せた。

現在、韓国製作会社のうち、ブロードウェーで上演しているのはCJ ENMが唯一だ。パク本部長は「ブロードウェー進出には長時間にわたる投資が必要だ」とし「ブロードウェーで蓄積したノウハウを国内の製作会社と分け合い、一緒に作品も作っていきたい」と強調した。