韓経:韓国ラーメンは本当に「ナトリウム爆弾」なのか…日中のラーメンは?

  • 2019年1月29日

韓国ラーメンとっては心外なことだ。ナトリウム過多摂取問題が取り沙汰されるたびにラーメンは真っ先に非難の矛先が向けられるのが常だからだ。しかし韓国政府が発表した数値だけ見るとラーメンには罪がない。

食品医薬品安全処は昨年10月から食品別にナトリウムと糖含有量情報を公開している。韓国人がよく摂取している品目を決めて、ナトリウム含有量の順位を付けたものだ。この順位によると、1位は塩で2位がキムチだ。続いてしょうゆ・みその順だ。ラーメンは5位にランクインしている。6~8位はコチュジャン・ククス(麺料理)・サムジャン(調理味噌の一種)だ。俗に塩からいとは感じないそばや冷麺、パンもその次の順位に記されている。

順位で言えば、ラーメンよりキムチ・しょうゆ・みそなどがナトリウム量は多い。それでもラーメンだけが「塩からい」という非難を一身に受けているといえる。

このようなラーメンにはナトリウムがどれほど入っているのだろうか。最もよく売れている辛ラーメンの場合、1袋に1790ミリグラムのナトリウムが入っている。チンラーメン(辛さ控えめ)のナトリウム含有量は1880ミリグラムで、味付けが濃いと感じるPaldoビビン麺とプルタックポックン麺はそれぞれ1090ミリグラム、1280ミリグラムでむしろナトリウムは少ない。

この程度の数値を「塩からい」ということはできるだろうか。「ラーメン強大国」である日本と中国のラーメンと比較してみた。日本で多く売れている日清のチキンラーメンはナトリウム含有量が2200ミリグラムだ。東洋水産のマルちゃん正麺豚骨味も2400ミリグラムのナトリウムが含まれている。中国康師傅の紅焼牛肉面香辣牛肉面などもナトリウム含有量がそれぞれ2062ミリグラムと2132ミリグラムで、台湾統一の老壇酸菜牛肉面はナトリウム含有量が2783ミリグラムにもなった。どれも韓国ラーメンに比べてナトリウム含有量が飛び抜けて多い。

韓国ラーメン会社がナトリウム含有量を減らしたのだ。政府がそのように誘導したり強制した。2007年と2014年にナトリウムが社会イシューになると、食品医薬品安全処が政策事業としてラーメン会社を呼び集めて減塩を強制した。

これに伴い、2006年までは辛ラーメンのナトリウム含有量は1袋あたり2100ミリグラムで今よりもはるかに多かった、2007年1930ミリグラムに減り、2014年には今の数値まで低くなった。韓国ラーメン会社関係者は「ナトリウムを減らせば消費者はまずいと感じる」とし「それでも政府の指示だったので従う以外になかった。ナトリウムの代わりに他の添加物で味を維持している」とした。