韓経:「米朝対話、水面下で『スパイチャンネル』稼動していた」

  • 2019年1月23日

米国と北朝鮮が水面下での対話に向け駐国連北朝鮮代表部ではなく別途の「スパイチャンネル」を少なくとも10年間稼動してきたとウォールストリートジャーナルが21日に報じた。また、金英哲(キム・ヨンチョル)北朝鮮労働党副委員長が17~19日にワシントンDCを訪問した際に米中央情報局(CIA)のビショップ副局長と非公開で会ったと伝えた。

同紙は、米国と北朝鮮が公式窓口として国連北朝鮮代表部(ニューヨークチャンネル)を活用するが、敏感な情報は別途のチャンネルを通じてやりとりしてきたと伝えた。米朝の情報チャンネルはオバマ政権当時の2009年に開設され、当時北朝鮮の情報機関である偵察総局のトップが金英哲氏だった。

米国側では北朝鮮の核をめぐる6カ国協議次席代表を務めたデトラニ元国家情報局(DNI)国家非拡散センター所長が主導的役割をし、後任者がバトンを受け継いだという。2014年には北朝鮮に抑留された米国人を釈放する過程でクラッパーDNI局長が北朝鮮を訪問したりもした。

米朝情報チャンネルはオバマ大統領執権2期後半に一時中断されたが、ポンペオ国務長官がCIA局長だった2017年8月ごろに再稼働されたという。北朝鮮の核危機が高まりトランプ大統領が「火炎と憤怒に直面するだろう」としながら北朝鮮を圧迫した時だった。金英哲氏が最近ワシントンDCを訪問した時もCIAに30年以上勤めるビショップ副局長と秘密接触があったと同紙は伝えた。ただ具体的な接触時期や場所は確認されていない。