「韓国経済、世界経済の不確実性で競争力が急激に萎縮する可能性も」

  • 2015年2月25日

チュ・ヒョンファン企画財政部1次官は24日、「韓国経済が世界経済の不確実性と容易ではない国内環境などで類例のない挑戦に直面し、競争力が急激に萎縮しかねないとの懸念が提起されている」と明らかにした。チュ次官はこの日延世(ヨンセ)大学で開かれた2015経済学共同学術大会での祝辞を通じ、韓国経済の現況と課題についてこのように診断した。

チュ次官は世界経済について、「米国経済が堅調な回復の流れを見せているが、ユーロ圏など他の主要国の沈滞が続いており、デフレまたはローフレーションの状況で長期沈滞にとどまることが“ニューノーマル”として座を占めるのではないかとの懸念が提起されている」と話した。

彼は、「原油価格下落は好材料だが持続可能性に対する不確実性で効果が具体化できなくなっており、米国の通貨政策基調の変化が国際金融市場に及ぼす波及効果も簡単に計りにくい状況」と指摘した。

チュ次官は、「経済成長率は2年連続上昇したが潜在水準に達することができず、輸出と内需、大企業と中小企業、正規職と非正規職など部門間の不均衡は持続的で、安定した成長基盤を阻害する危険要因として台頭している」とし、韓国国内の環境も容易ではないと分析した。