世界最高のデータ速度…SKT-サムスン、MWCで公開

  • 2015年2月25日

SKテレコムは来月2~5日にスペイン・バルセロナで開かれる「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2015」でサムスン電子とともに5世代(5G)移動通信の核心技術の一つ、「3Dビームフォーミング(beamforming)」を公開する。この技術は特定方向に強い電波を送信して電波方向を制御する方式で、超高周波帯域の電波妨害現象を解消する技術だ。3Dビームフォーミングを活用すれば ミリ波(millimeter wave)帯域で7.55Gbps(ギガビット毎秒)の世界最高データ速度を出すことができる。

ミリ波帯域は30~300GHzの超高周波帯域で電波妨害を受けやすく、長距離通信用には不向きだと言われてきた。しかし、移動通信に主に使う6GHz以下の周波数帯域がひっ迫し、5G移動通信サービスのためにはこの帯域を活用できる技術開発が必要だ。SKテレコムとサムスン電子は高速データ伝送のためのアンテナ技術である3Dビームフォーミングを使い、電波妨害問題を解決した。

今回実演されるサービス速度はサムスン電子とSKテレコムが昨年10月ワールドITショーでミリ波技術を通じて実現した速度(3.77Gbps)の倍の速度だ。当時、2社は2020年の5G世界初商用化に向けて共同研究開発を推進する内容の了解覚書を締結した。

SKテレコム総合技術院のチェ・ジンソン院長は「今回の実演を通じて世界通信市場に韓国情報通信技術(ICT)の先端技術力を再び立証するだろう」と話した。SKテレコムはMWC2015で最高のデータセキュリティー技術と評される量子暗号通信の試作品も展示する。量子暗号通信は量子力学原理を利用して通信機器の盗聴を防ぎながら伝送データの安全を保障する技術だ。国産の量子暗号通信機器はSKテレコムが開発した試作品2台だけだ。SKテレコムは衝撃に敏感な同製品の運送に格別な配慮をした。衝撃吸収用の内蔵材を入れた別途の特殊箱を製作して無振動車両を動員した。