韓経:EU、超強力な「自動車排出規制」に合意…韓国車業界は超緊張

  • 2018年12月19日

欧州連合(EU)が2030年までに域内で販売される新車(乗用車基準)の二酸化炭素排出量を2021年比37.5%縮小することで最終合意した。メルセデスベンツとBMWなど欧州の自動車メーカーだけでなく、現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車など欧州への輸出が多い韓国の自動車メーカーも打撃を受けるだろうとの観測が出ている。

EU加盟国を代表するEU理事会と欧州議会は18日、自動車排出縮小目標値を集中的に協議した結果、2030年までに新車排出量を2021年基準として37.5%縮小することに決めた。当初EU理事会は35%縮小案を、欧州議会はこれよりさらに強化した40%縮小案を提示していた。EU理事会と欧州議会はまた、バン型車両に対しては2030年までに排出量を2021年比で31%縮小することで意見を集約した。

EUは自動車メーカーを対象にした中間目標値も決めた。2025年まで乗用車とバン型車両の排出量を2021年基準としてそれぞれ15%減らすことにした。

◇「韓国の自動車業界、EU規制に合わせられなければ年1兆ウォンの罰金も」

現行規定によると2021年までに欧州連合(EU)域内で販売される新車の排出量は1キロメートル当たり95グラムを超えてはならない。こうした目標値は自動車メーカーが生産するすべての車両に適用される。自動車メーカーは排出が多い車両を販売したら相対的に排出量が少ないハイブリッドカーや電気自動車、水素燃料電気自動車などエコカーをさらに多く売らなければこの規定に合わせられない。規定に違反すれば一定額の罰金を払わなければならない。

ドイツなど自動車メーカーが多い国は反発している。自動車メーカーが予想したよりはるかに強い措置であるためだ。ドイツ自動車製造協会はこの日声明を通じ「世界のどこにもこのように厳格な規定はない。今回の目標値は非現実的」と批判した。

欧州に自動車を輸出する韓国企業も緊張している。業界関係者は「欧州での販売台数が多い現代・起亜自動車は現在の基準で考えると年間9000億ウォン(約900億円)から1兆ウォンほどの罰金を払うことになる。欧州で電気自動車と水素自動車の販売比率を急激に増やさなければ損失はさらに大きくなりかねない」と懸念する。現代・起亜自動車は昨年欧州で99万5383台を売った。今年は約107万台を販売すると予想されている。