韓経:すでに2万台…現代自動車のパリセード、疾走が始まった

  • 2018年12月12日

現代自動車は11日、京畿道竜仁のM&Cワークスタジオで大型SUV「パリセード」の発売行事を行った。現代自動車が出したSUVモデルで車体が最も大きい。モデルがパリセードを紹介している。

現代(ヒョンデ)自動車が大型スポーツ多目的車(SUV)「パリセード」の正式販売を始めた。パリセードは現代自動車が2015年に「ベラクルス」の生産を中断してから3年ぶりに出した大型SUVだ。ベラクルスの後続モデルではなく、エンジンと車体などを原点から開発した新しいモデルだ。パリセードは事前契約を始めてから8営業日で2万台以上契約されるなど序盤から激しい突風を巻き起こしている。

現代自動車は11日、京畿道竜仁(キョンギド・ヨンイン)のM&Cワークスタジオでパリセードの公式発売行事を行った。パリセードはこれまでに現代自動車が出したSUVモデルのうち車体が最も大きい。全長は4980ミリ、ホイールベースは2990ミリに達する。中型SUV「サンタフェ」と比較するとそれぞれ210ミリと125ミリ長い。車体が大きいだけに余裕ある室内空間を確保したというのが現代自動車の説明だ。

車両前面部には大型のカスケーディンググリルを採用し強靭なイメージをまとわせた。垂直に並ぶ昼間走行灯と切れ長のヘッドライトが洗練美を加えた。

パリセードのパワートレインは2.2ディーゼルと3.8ガソリンエンジンで構成された。同社関係者は「同クラス最高水準の燃費を実現した。大きな車体に比べ空車重量が軽く、燃費が良く走行性能が優れている」と話した。車両価格は2.2ディーゼルモデル基準でトリム(細部モデル)別に3622万ウォン(約362万円)から4177万ウォンだ。

現代自動車は世界的に吹いているSUV熱風に足並みをそろえ、小型の「コナ」、準中型の「ツーソン」、中型の「サンタフェ」、大型の「パリセード」と続くSUVラインナップを完成した。SUV販売台数を引き上げ販売不振から抜け出す方針だ。特に大型SUVが人気を呼んでいる米国市場にパリセードを急いで投入する計画だ。

韓国でも排気量2L級以上の大型SUV人気は着実に高まっている。2012年に3万747台にすぎなかった国産大型SUV販売台数は昨年9万8493台と5年で3倍以上に増加した。今年1~10月の販売台数は10万8094台と集計された。最近SUV市場そのものが大きくなった上に、アウトドア活動を楽しむ消費者が増え広い室内空間を備えた大型SUV需要が増えたと分析される。

パリセードは双竜自動車の「G4」「レクストン」、起亜自動車の「モハーベ」、フォードの「エクスプローラ」などと激しい競争を行う見通しだ。現代自動車は強い自信を見せている。現代自動車のイ・グァングク国内営業本部長(副社長)は「パリセードは1日平均事前契約台数が2563台に達するほど人気を呼んでいる。部品需給と工場生産日程、販路などを考慮し来年の販売目標をもともとの計画より上方修正するだろう」と話した。パリセードは先月29日から事前契約を始め、8営業日で2万506台が契約された。現在SUV市場で販売1位のサンタフェの1万424台の記録を上回った。