韓経:麻辣湯・カレーうどん…韓国、日中現地の味にハマる

  • 2018年11月23日

代表的な外食メニューである中華料理と和食を中心にメニューの地殻変動が起きている。既成世代にとってチャジャンミョン、チャンポンと認識されてきた中華料理が若い層では麻辣湯、火鍋(中国式シャブシャブ)など、現地食中心に人気を呼んでいる。和食も豚カツ、お寿司などの代表メニューでなく、一膳の素朴な家庭料理を好む人が増加している。

麻辣湯専門店はここ5年間、目を見張る成長を遂げた。大学街ごとに麻辣湯専門店が1、2カ所は見当たるようになった。麻辣湯は中国四川省の伝統料理で、辛くて舌がヒリヒリするような味の麻辣香油に出し汁と各種食材料を入れて沸かした食べ物だ。サンショウという香辛料を使って舌が麻ひするような味が特徴だ。辛い味が好きな韓国人にとって異色な味で人気を呼んでいる。増える韓国内中国同胞と留学生も麻辣湯の人気に一役買った。

専門フランチャイズも相次ぎ登場している。2010年ソウル大林(テリム)店を始め、フランチャイズ事業に飛び込んだ「辣火功夫」は全国に40店余りの加盟店を構えている。この他に「PIXIU MALA HONGTANG」「HAOPANDA」などのフランチャイズが登場した。中国から韓国に進出した火鍋専門店「海底撈」も2014年、ソウル明洞(ミョンドン)1号店を皮切りに、江南(カンナム)、弘大(ホンデ)、建大(コンデ)、大学路(テハンノ)、永登浦(ヨンドンポ)店を運営中だ。中国に交換学生に行ってきた会社員パク・ジヒョンさん(28)は「中国で食べたその味が思い出してここを訪れる」と話した。

一方で、華麗なコース料理、あるいは安価な豚カツに両極化していた和食に家庭料理という新しいトレンドが登場して関連専門店が増える傾向だ。インスタグラムで日本の家庭料理にハッシュタグ(#)を付けた掲示物は20万件を超えた。ソウル江南駅近隣の日本家庭料理専門店「TOKKIJUNG」は白いジャガイモクリームをたっぷりとのせたクリームカレーうどんを代表メニューとして前面に出して20~30代から人気を得ている。「TOKKIJUNG」はオープン3年目にして全国30店の支店を構えている。「DON-DON-JUNG」「OHUJEONG」など日本家庭料理専門店もそれぞれ65店、8店の支店を置いている。

日本の家庭料理の人気は増える訪日韓国人数と軌を一にしている。日本観光局によると、今年9月まで569万人の韓国人が日本を訪問した。昨年同期に比べて9.2%増えた。昨年、訪日韓国人は714万人だった。日本を最も多く訪問する国である中国(735万人)と大きく変わらない数値だ。