<MWC>サムスン「ギャラクシーS6」ベール脱ぐ

  • 2015年3月2日

サムスン電子は2日未明(日本時間)、「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2015」が開催されるスペイン・バルセロナでギャラクシーS6を公開した。反撃に向け全力を注いで開発した力作がついにベールを脱いだ。

サムスン電子は昨年下半期、アップルの再飛躍と中国シャオミなどの急浮上で苦戦した。利益も急減した。世界トップの地位も揺らいだ。昨年10-12月、世界市場シェア(ストラテジーアナリティクス集計、売上高基準)は17.2%と、3年ぶりに10%台に落ち込んだ。ギャラクシーS6に死活をかける背景だ。

ギャラクシーS6の内部開発名は「プロジェクトゼロ」、公開行事名は「オールニューギャラクシー」。原点から再出発し、全く新しい製品で反撃するという意味だ。開発名と行事名から分かるように、ギャラクシーS6はデザインなどを刷新した。

サムスン電子が公開したティーザー映像や推定報道によると、平面ディスプレーを搭載した一般型と、曲面ディスプレーを適用し、両側面に画面が続くデュアルエッジ型の2つのギャラクシーS6を出した。ギャラクシーS6エッジは昨年下半期に出したギャラクシーノートエッジから一段階進化した製品だ。ギャラクシーノートエッジは一方の側面だけにディスプレーがある。ギャラクシーS6エッジの両側の画面は独立的に作動し、それぞれ異なる機能をする。利用者は両側の画面のうち好きな方の画面を選択し、活性化できる。左利きは左側の画面を、右利きは右側の画面を使う形だ。

本体の素材は従来のギャラクシーSシリーズのプラスチックではなくメタルを採用した。側面、裏面ともにメタルだ。メタルは洗練された感じを与え、手触りが優れているため、高級型スマートフォンの核心素材として定着している。

バッテリーと本体は一体型として設計した。いわゆるユニボディだ。ユニボディはケースを開いてバッテリーを取り替えられないという弱点がある。しかしデザインは大きく向上した。バッテリーを交換できないという弱点を解消するため無線充電機能を適用した。

新製品公開行事を控えたサムスン電子からは緊張感が感じられる。製品とともに行事にも力を注いだ。公開行事場所の観覧席には360度の画面を導入した。没入感と映像効果を高めるためだ。申宗均(シン・ジョンギュン)サムスン電子IM(情報通信・モバイル)部門社長は公開行事の翌日の2日(現地時間)に記者懇談会を開き、ギャラクシーS6をもう一度紹介する予定だ。