韓経:【社説】岐路に立つ非核化交渉…韓国政府、世界と足並み合わせる機会だ

  • 2018年11月13日

北朝鮮と米国の非核化交渉が重大な分岐点を迎えている。米朝高官級会談が白紙になってから双方の間に飛び交う言葉の水準が高まっている。ペンス米副大統領は一昨日、メディアへの寄稿文で「前例のない外交・経済圧力を継続する」と強調した。軍事オプションを通じた政権交替も再び議論される雰囲気だ。

北朝鮮も以前の「瀬戸際戦術」を連想させるほど強硬モードだ。外務省と宣伝媒体などが交互の「経済・核並進路線」に復帰する可能性を流している。韓国政府には暴言の洗礼を浴びせている。「米国に盲従し鼻輪をされた小牛のように言いなりになっている」とまでした。冷めんをめぐる発言以降に大きくなった韓国国内の反感をものともしない脅迫調だ。

それでも韓国政府の対応は相変わらずだ。マツタケのプレゼントに対する返礼として済州(チェジュ)産のミカン200トンを軍の輸送機で北側に送った。膠着局面を打開するという布石だろう。問題は状況が急変したという点だ。中途半端な仲裁は問題を解決するよりさらにこじれさせる可能性が高い。米国は中間選挙後に時間が多少かかっても確実に非核化を決着させたいとの強い意志を表明している。貿易戦争で極限対立中である中国さえ「制裁に同調する」という立場を確認しなければならないほどだ。

米国だけではない。欧州、日本など自由民主主義陣営の多くの国が「完全かつ検証可能で不可逆的な」北朝鮮の核廃棄で声をそろえる。機械的に中立の座が消えているという意味だ。非核化のない「年内の終戦宣言」と「金正恩答礼訪問」にばかりすがる態度では「北朝鮮とだけ足並みを合わせる」という一部の疑いをさらに育てるだろう。「制裁が北朝鮮を変化させる核心」という国際社会の判断と努力に力を加えなければならない時点だ。