韓経:韓国の成長率、3年ぶり米国を下回る見込み

  • 2018年10月26日

韓国の7-9月期の経済成長率が0.6%にとどまり、今年の年間成長率は米国を下回る見通しだ。先進国入りする韓国の成長率が米国のような成熟した先進国を下回るのは異例だ。

ブルームバーグ通信などによると、米国の7-9月期の国内総生産(GDP)増加率は3.4%(年率基準)と予想される。米国は四半期の成長率を年間に換算した数字を使うが、韓国の基準にすれば0.8-0.9%となる。韓国の7-9月期の成長率より0.2-0.3%高い。今年4-6月期にも米国の成長率(1.0%)は韓国(0.6%)を大きく上回った。今年の年間成長率が3年ぶりに米国を下回るのは確実という見方が出る理由だ。経済協力開発機構(OECD)は先月、韓国と米国の今年の経済成長率をそれぞれ2.7%、2.9%と予想した。

「米国より低い成長率」はよくあることでない。1990年以降、米国の成長率が韓国を上回ったのは1998年と2015年の2回だけだ。米国は法人税引き下げなど積極的な投資活性化政策と財政支出拡大、雇用改善などで潜在成長率以上に高い成長率を見せている半面、韓国は高コスト低効率の経済構造で投資と消費が振るわず、早くも低成長基調に入ったのではという指摘が出ている。

キム・サンボン漢城大経済学科教授は「韓国銀行(韓銀)は韓国の潜在成長率を2.8-2.9%とみているが、これもしだいに低くなっている」とし「半導体のほかに成長を牽引する動力が見られず、景気不振は来年まで続く可能性が高い」と述べた。

韓国の最近の景気は他の先進国とも比較される。韓国は昨年10-12月期から今年4-6月期まで成長率がそれぞれ-0.2%、1.0%、0.6%だったが、OECD加盟国は0.6%、0.5%、0.7%と回復の流れを維持している。年初に振るわなかった日本経済も4-6月期には0.7%成長し、韓国より良い傾向を見せている。