韓経:辛東彬ロッテ会長、23日から日本出張…経営復帰後に韓日統合経営始動

  • 2018年10月23日

ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長

ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長が23日に日本に向かう。8日に経営復帰してから初の海外出張だ。

ロッテが22日に明らかにしたところによると、辛会長は23日午前の役員会議を終えた後に日本に渡る予定だ。辛会長は今回の訪問期間に日本ロッテホールディングスの佃孝之社長、小林正元最高財務責任者(CFO)ら日本ロッテの主要経営陣と会い懸案報告を受ける。

韓国と日本のロッテグループの支配構造に対する議論もなされる見通しだ。ロッテホールディングスは10日にロッテケミカルなど11社の化学系列会社を子会社に編入した。日本ロッテホールディングスがホテルロッテなどを通じて支配力を維持してきた企業が大部分だ。

日本ロッテホールディングスの大株主である従業員持ち株会(持ち分率27.8%)と系列会社5社(20.1%)の関係者とも会うと予想される。これらは辛会長と兄の辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前日本ロッテホールディングス副会長が2015年に経営権紛争を行った時に辛会長を支持した。辛会長が持つ日本ロッテホールディングス株は4%にすぎず、依然としてこれらの支持が必要な状況だ。

辛会長の日本ロッテホールディングス代表理事復帰の有無も関心だ。辛会長は2月に逮捕収監された直後に日本ロッテホールディングス代表から辞任した。代表理事に復帰するには別途の株主総会は不要で理事会を開けば良い。

8日に経営に復帰した辛会長はソウル・蚕室(チャムシル)のロッテワールドタワー執務室で業務報告を受けた。復帰初めての週には流通・食品・ホテル・化学など各事業を率いるビジネスユニット長、黄ガク圭(ファン・ガクキュ)副会長らロッテホールディングスの主要役員が主に会議に参加した。最近では姜熙泰(カン・ヒテ)ロッテ百貨店代表、金正煥(キム・ジョンファン)ロッテホテル代表ら系列会社の最高経営責任者(CEO)の業務報告も行われた。

辛会長は休日にはソウル・小公洞(ソゴンドン)のロッテ百貨店本店とロッテホテルを訪れるなど現場も指揮している。ロッテグループ内外では「辛会長が韓国ロッテの喫緊の懸案を優先処理しただけに日本に行き再び韓日統合経営を本格化しようとするもの」という話が出ている。