韓経:サムスンのテレビ、米市場で疾走…2位のソニーと「ダブルスコア」の差

  • 2018年10月5日

世界最大のテレビ市場である米国でサムスン電子の「独走体制」が予想されている。プレミアム製品である超大型・超高画質のテレビを前面に出して市場シェアを上げているからだ。

4日、米市場調査会社NPDによると、サムスン電子は今年に入って8月まで米国のテレビ市場で34%のシェアを占めた。2位のLGエレクトロニクス(15%)と3位のビジオ、ソニー(各11%)などを大きくリードした。この期間、1台当たり2500ドル(約28万円)が超えるプレミアムテレビ市場のシェアが44%となり、ソニー(33%)とLGエレクトロニクス(23%)を圧倒した。高い製品であるほど2位グループとのシェア格差がより大きかった。75インチ以上の超大型テレビ市場(シェア57%)では2位のソニー(25%)と「ダブルスコア」以上の差が生じた。

プレミアムテレビ市場でサムスン電子の強勢は時間が経つほど顕著になっている。昨年1~8月にはサムスン電子のプレミアムテレビおよび超大型テレビ(75インチ以上)の市場シェアがそれぞれ27%と43%にとどまった点を考えると、1年ぶりに17%ポイントと14%ポイント拡大した。先月中旬を基準としてサムスンのプレミアムテレビ市場でのシェアは56%、超大型テレビは69%と、再び大幅に上昇した。

サムスン電子が米国プレミアムテレビ市場の主人公になったのは昨年8月からだった。昨年初めまではチャンピオンはソニーだった。昨年2月、サムスン電子の米国プレミアムテレビ市場でのシェアは10.6%で、ソニー(47.7%)の4分の1にも及ばなかった。サムスン電子は昨年4月、既存のテレビより画質を大きく向上させたQLEDテレビを前面に出して反撃に出た。オン・オフラインにマーケティング力を集中し、昨年8月シェアを36%に上げてソニー(33%)を僅かな差で押し、米国プレミアムテレビ市場の「王座」に上がった。超大型テレビ市場も昨年7月ソニーを1位の座から転落させた。

サムスン電子側は「QLEDテレビの発売を機にソニーが掌握していたプレミアム市場にマーケティング力を集中したのが奏功した」として「テレビ市場が超大型製品を中心に再編されるものと見通し、75インチ以上の超大型製品のラインナップを強化したのも効果があった」と説明した。

米国市場でサムスンの独走体制はしばらく続く可能性が大きいという見方が出ている。既存のQLEDテレビ(4K UHD)より画素数が4倍多いQLED 8K UHDテレビを近いうちに米国に発売する予定であるためだ。同じ空間により多くの画素が入るため、さらに鮮明だ。フルHD(1920×1080)より4倍鮮明なUHD(3840×2160)を4K、これより4倍(7680×4320)鮮明な3300万画素製品を8Kと表現する。

サムスン電子関係者は「解像度の低いコンテンツも8K水準の画質に変える人工知能(AI)に基づいたアップスケーリング技術が導入されたため、8Kテレビ市場が予想より早く拡大する見通し」とし「米国のプレミアムテレビ市場でサムスン電子のシェアはさらに高まるだろう」と話した。