韓経:日本には保留、カナダには警告…「車関税」振りかざすトランプ大統領

  • 2018年9月28日

トランプ米大統領が国家安全保障を理由に輸入車に最高25%の関税を適用できる「通商拡大法232条」を貿易相手国との交渉カードとして活用している。米国との2国間交渉開始に合意した日本には交渉期間中は関税適用を保留することにした半面、交渉過程で強硬な態度を見せているカナダには「関税を適用する可能性がある」と警告した。

トランプ大統領は26日(現地時間)、米ニューヨークで安倍晋三首相と首脳会談をし、「我々は今日、日米貿易交渉を始めることにした」と述べた。続いて「日本は数年間、さまざまな理由で(米国との2国間貿易交渉を)避けてきたが、今はもう(交渉を開始)することにした」とし「非常にうれしく、満足な結果を出せると確信している」と語った。トランプ大統領は「日本は非常に賢く、偉大な交渉相手」とし「我々は貿易でも本当に良い関係を維持するだろう」と日本を称えた。

日本はその間、多者貿易協定の環太平洋経済連携協定(TPP)に目を向けてきた。一方、トランプ大統領は昨年1月の就任3日目、TPPを離脱し、日本との2国間貿易協定を推進してきた。共同通信はこの日、「米国は貿易交渉期間中は日本産自動車に対する(最高25%)関税賦課を保留すると明らかにした」と報じた。日本が従来の態度を変えて米国との交渉に応じると、反対給付を与えたのだ。

トランプ大統領はこの日、ニューヨーク国連本部で開かれた記者会見でカナダとの交渉に不満を表し、「我々はカナダ産自動車に(最高25%の)税金を適用する案を考えている」と明らかにした。米国はまずメキシコと北米自由貿易協定(NAFTA)改定に合意した後、カナダの参加を要求している。

トランプ大統領は「我々はカナダの交渉スタイルに不満を抱いている」と述べた。また、カナダのトルドー首相が米・カナダ首脳会談を要請したが拒否したと伝え、「カナダの関税があまりにも高く、彼(トルドー首相)が変わる可能性は低いため」と主張した。

一方、カナダ首相室は「いかなる会談も要請したことはない」と反論し、両国間の「真実ゲーム」が始まった。

これに先立ちトランプ大統領は23日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と韓米自由貿易協定(FTA)再交渉案に署名する席で、文大統領から自動車関税免除の要請を受けると、同席した参謀に検討するよう指示した。