韓経:東方フォーラムに集まった韓日中ロ…「北朝鮮の非核化繰り上げ極東に経済協力ハイウェイ敷こう」

  • 2018年9月13日

ロシアのウラジオストクに集まったロシア、中国、日本の3カ国の首脳が北東アジア平和定着の近道として多国間経済協力を強調した。「北東アジア経済連結の輪」(中国の習近平国家主席)、「保護貿易に対抗した自由な経済協力」(ロシアのプーチン大統領)、「北東アジア域内の人と物資の連結」(日本の安倍晋三首相)などそれぞれ使った用語は異なるが指向するものは明確だった。文在寅(ムン・ジェイン)政権が主唱する「北方経済」という新しい圏域創出と相接しているというのが専門家らの評価だ。

第4回東方経済フォーラムが12日で3日間の日程を終えた。この日最後の行事として開かれた全体会議で、プーチン大統領は米国主導の保護貿易主義をより強力に批判した。プーチン大統領は「世界貿易は新たな障害物を前に置いている。貿易の基本原則が消えつつある」と火ぶたを切った。続けて「(保護貿易主義は)アジア太平洋地域の躍動的発展を脅かしている。極東の高速成長のためには自由な経済交流と相互利益の原則が守られなければならない」と述べた。

習主席も「多国間主義」を主唱した。彼は「北東アジア諸国間の相互ネットワークインフラを構築し、貿易投資を簡素化しなければならない。それぞれの経済を相互開放することにより北東アジア経済連結の輪を作らなければならない」と声を高めた。これに関連して習主席は「長期的観点から総合的な発展を実現するための新発展モデルを開発しなければならない」と話した。中ロ関係がいつになく緊密だという点も強調した。習主席は「中国の一帯一路(陸海上物流ネットワーク構築)とロシアのユーラシア経済共同体戦略間の接点を模索してまぶしい成果を上げている」と話した。

日本も経済分野での協力に対しては肯定的な見通しを出した。安倍首相は「北東アジア域内国と世界平和繁栄に寄与したいというのが私の信念。日本は北東アジア地域の人と物資を連結し接点を求める役割ができる」と話した。米国と対立しているロシアと中国と異なり日本は米国と最も近い友邦だ。米国主導の一方主義に脅威を感じ北東アジア多国間構図に足を入れようとしているというのが専門家らの分析だ。

最後の演説者として出た李洛淵(イ・ナギョン)首相は、「韓半島(朝鮮半島)が平和と共同繁栄の発信地として北東アジアと世界に寄与することを願い揺らぐことなく前進するだろう。韓国政府の希望と努力が結実するよう指導者のみなさんがさらに強力に支持し助けてほしい」と要請した。

続けて「韓半島に平和が定着し極東に交通・物流インフラが構築されてこそユーラシアの人的・物的交流の基盤が完結する。域内協力が深まり、いつか北東アジア経済共同体が作られるならばユーラシア全体の繁栄に直結するだろう」と見通した。

韓半島非核化と関連しロシア、中国、日本の3カ国は、政治・外交的努力による解決という原則に合意した。プーチン大統領は前日習主席との共同記者会見で「韓半島状況の政治・外交的解決に向けた共同の努力を継続するだろう」と話した。習主席と安倍首相も12日の首脳会談で韓半島の非核化が両国共通の目標という点で一致し、これを実現するために連帯することで合意したと共同通信が報道した。