韓経:韓国自動車業界35万5000人の雇用が揺らぐ

  • 2018年9月5日

中小・中堅自動車部品メーカーの3社に2社が1年前より雇用人数(従業員数)を減らしたことが確認された。部品業界では1年で5000件の雇用が消えたという話も出ている。

韓国経済新聞が4日に年間売り上げ1兆ウォン未満の上場部品メーカー(12月決算法人基準)65社を全数調査した結果、6月末基準で雇用人数は2万5078人で6カ月前の2万5485人より407人減った。1年前の昨年6月末の2万5534人と比較すると456人減少した。これら企業の雇用規模は3年前の2015年末の2万5022人水準に戻った。

1年前より雇用人数が増えた会社は23社にすぎなかった。64.6%に達する42社が従業員数を減らした。従業員を10%以上縮小した会社も10.8%の7社だった。自動車メーカーの販売不振が部品メーカーの仕事不足により結局部品業界の構造調整につながったという分析が出ている。

専門家らは部品業界の従業員数が2半期連続で減ったのは危機の兆候とみられると診断した。65社の部品メーカーの従業員数は昨年6月末に2万5534人でピークに達してから減り続けている。業界関係者は「自動車部品業界は10年以上にわたり雇用人数を伸ばしてきた。雇用規模が減ったのも異例だが2半期連続で減少したのは衝撃的」と話す。

非上場部品メーカーの事情はさらに悪いという。ある部品メーカー代表は「2次・3次協力会社は廃業したり他の会社に吸収される事例があまりに多く、人材構造調整がどの程度されたのか計るのも困難。業界では1年で5000件以上雇用が減ったという話が公然と出ている」と話した。

現代自動車と起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車、タタ大宇商用車、ザイル大宇バスの韓国自動車7社に納品する1次協力会社は851社だ。2次協力会社は5000社余り、3次協力会社は3000社ほどという。韓国の自動車メーカーと部品メーカーが直接雇用した人材だけで35万5000人に達する。自動車産業の生態系が揺らげば数十万件の雇用が脅威を受けることになるとの懸念が出ている理由だ。