韓経:金正恩氏の面談も、文在寅大統領の親書伝達も未定…「日帰り」2回目の特使団派遣(1)

  • 2018年9月3日

韓国と北朝鮮関係の「猛スピード」に対する米国からの懸念の声が高まっている中で、北朝鮮に派遣する特使代表団の「日帰り」平壌行きが最終決定された。特使団の首席は3月初めの訪問の時と同様に、鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長が努めることにした。行き詰まっている米朝間韓半島(朝鮮半島)をめぐる非核化交渉のために文在寅(ムン・ジェイン)大統領の仲裁外交がもう一度効果を発揮することができるか関心が集まっている。

◆予想より短い日帰り訪朝

青瓦台は2日、鄭室長が率いる5人で構成された対北朝鮮特使団を発表した。徐薫(ソ・フン)国家情報院長をはじめ、金相均(キム・サンギュン)国家情報院第2次長、千海成(チョン・ヘソン)統一部次官、尹建永(ユン・ゴンヨン)青瓦台国政状況室長が含まれた。「4・27南北首脳会談」の前に派遣された3月の1回目の特使団リストと同じだ。金宜謙(キム・ウィギョム)青瓦台報道官は「特使団は5日朝、西海(ソヘ)直航路を通じて北朝鮮を訪問して任務を終えた後、当日帰ってくる予定」としながら「金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長との面談が実現するかはまだ話し難い」と説明した。

訪朝の日程が長くなるだろうという予想とは違い、金報道官は「(特使団の)1回目の訪問の時とは違い(南北間に)信頼が築かれており、内容をよく承知しているため、当日訪朝だけでも目的を達成できるものと判断している」と明らかにした。今回の訪朝の目的が今月「平壌で開くことにした南北首脳会談の具体的な日程を決めること」であることを明確にしたわけだ。

しかし、専門家らは、膠着している米朝交渉に関係のある仲裁外交が中心議題になるものとみている。文大統領の親書を金正恩委員長に伝達するかとの質問に金報道官は「親書の内容を確認するのは難しい」と答えたが、追加質問が続くと「親書が行くかどうか分からない」と回答を変えた。