韓経:営業利益率25%vs23%…サムスン、初めてアップル上回る

  • 2018年8月3日

サムスン電子が半導体のスーパー好況の中、世界情報技術(IT)企業のうち収益性が最も高い米アップルの営業利益率を初めて上回った。ただ、アップルと直接競争するサムスン電子スマートフォン事業の収益性はアップルを大きく下回り、サムスン内部の危機感は前例なく強まっている。

業界によると、アップルは先月31日、4-6月期の売上高を532億6500万ドル(約59兆9400億ウォン、約6兆円)、営業利益を126億1000万ドルと発表した。営業利益率は前年同期比0.04%低い23.68%だった。同じ期間のサムスン電子の営業利益率25.43%より1.75%低い。サムスン電子は4-6月期の売上高が58兆4800億ウォン(約5兆8000億円)、営業利益は14兆8700億ウォンだった。

サムスン電子の四半期別の営業利益率が米アップルを上回ったのは今回(4-6月期)が初めて。サムスン電子の営業利益率は2年前、アップルに比べて10%以上も下回っていたが、昨年からその差が縮まり、今年4-6月期に逆転した。営業利益の規模は昨年4-6月期にサムスン電子がアップルを初めて抜いた。

アップルは世界情報技術(IT)企業のうち営業利益率が最も高い企業の一つと評価される。2016年に米国経済雑誌フォーブスが集計した「最高の営業利益率グローバル上位20企業」で金融機関を除いた製造企業のうちトップになった。しかしこのような成績にもかかわらずサムスン経営陣は懸念を抱いているという。半導体スーパー好況で事業全体の収益性は良くなったが、アップルと激しく競争している携帯電話事業は不振が続いているからだ。

今年4-6月期、サムスン電子スマートフォン事業部が属するIM(IT・モバイル)事業部の営業利益は2兆6700億ウォンと、前年同期(4兆600億ウォン)比34.2%も減少した。同じ期間、営業利益率も13.5%から11.1%に落ちた。スマートフォン事業だけを見ると営業利益率はアップル(23.68%)の半分にもならない。業界関係者は「両社ともにファーウェイ、OPPO、VIVOなど中国系スマートフォン企業の猛追撃を受けているが、アップルは携帯電話事業の利益を増やしている半面、サムスンは後退している」と評価した。

米国の有力経済紙ウォールストリートジャーナルは2日、「異なる運命、高価戦略でアップルは上昇したが、サムスンは沈んだ」という分析記事を出した。サムスンとアップルがスマートフォン市場の停滞に対応して昨年から高仕様スマートフォンを高価格で発売した結果、アップルは従来の顧客を維持したが、サムスン電子の一部の顧客は中国企業などに離脱したという内容だ。