韓経:世界3大シリコン会社買収…韓国企業連合、2兆ウォン台「ベッティング」

  • 2018年7月31日

建築資材専門企業のKCCと半導体原料・装備を生産する円益(ウォンイク)グループが、イム・ソクチョン会長率いるプライベート・エクイティ・ファンド(PEF)運用会社のSJLパートナーズと組んで世界3大シリコン・石英・セラミックメーカーのひとつである米モメンティブの買収に乗り出した。取引価格は2兆ウォン(約2000億円)を大きく上回る超大型取引だ。

30日の投資銀行業界によると、KCCと円益グループ、SJLパートナーズはコンソーシアムを構成してモメンティブ買収を推進している。海外候補と大詰めの競合を行っている。株式100%が買収対象で、取引金額は2兆ウォン台後半とされる。SJLパートナーズが全買収金額の50%を出資し、KCCと円益がそれぞれ45%と5%を負担する計画だ。

買収が成功すればKCCは一気に基本技術を保有する世界2位のシリコンメーカーに跳躍する。円益グループ傘下の韓国最大手の石英・セラミックメーカーの円益QNCは世界1位に跳躍することになる。

モメンティブは2006年に米ファンドのアポロPEがゼネラルエレクトリック(GE)の核心系列会社だったGEアドバンスドマテリアルズとGEバイエルシリコン、GE東芝シリコンなどを買収合併して設立した会社だ。米ダウコーニング、独ワッカーとともに世界3大シリコン・石英・セラミック企業に挙げられる。

同社の売り上げの90%はシリコン、残りの10%は石英・セラミック部門から出ている。世界規模のシリコン事業を望むKCCと、石英・セラミック事業部買収機会を求めていた円益がSJLパートナーズを通じて手を組んだ理由だ。ゴールドマンサックスが売却主幹事を、UBSがKCC・円益・SJLコンソーシアムの買収諮問社を引き受けた。