韓経:現代自動車「未来自動車の頭脳」設計企業に投資

  • 2018年7月4日

現代自動車がイスラエルの車両用通信半導体設計企業と手を組んだ。「モノのインターネット(IoT)自動車」と呼ばれる未来コネクテッドカー市場の主導権を握るためだ。

現代自動車はイスラエルのオートトークスに戦略的投資を行い、車両用通信チップセット(半導体集積回路)開発に向け相互協力することにしたと3日に発表した。今回の投資は株式投資形態でなされ、規模は公開されていない。

通信チップセットは車両外部の無線通信と内部の有線通信を効率的に制御して複雑なデータをリアルタイムで処理する装置だ。コネクテッドカーの多様なサービスと技術を円滑に進める土台で一種の「頭脳」の役割をする。

2008年に設立されたオートトークスは車両とモノの連係システム(V2X)半導体設計分野で世界的な技術力を認められている。現代自動車とオートトークスは技術協力を通じてコネクテッドカーに最適化された通信チップセットを開発することにした。現代自動車は現代モービス、現代オートロンなど系列会社を協業過程で積極的に参加させ、グループ次元の未来自動車技術開発力を強化するという計画だ。2020年までコネクテッドカーを開発し商用化に乗り出すという構想だ。

オートトークスのV2X通信チップセット技術を活用してスマートシティ造成事業分野でも協業する計画だ。スマートシティは都市全体にIoT技術が適用され都市全般の効率化・知能化が可能な都市をいう。車両と道路が互いに情報をやりとりするインフラが備えられ天気など外部要因に関係なく高い段階の自動運転技術を実現する最上の実験場所に挙げられる。

現代自動車は未来コネクテッドカー市場を先取りするためにビッグデータ、サービスプラットフォーム、インフォテインメントなど多様な分野で技術力を伸ばしている。2013年に韓国国内にビッグデータセンターを建てたのに続き、昨年9月には中国・貴州省に初めてのグローバルビッグデータセンターを建設した。コネクテッドカー運営体制(ccOS)とコネクテッドカーサービスプラットフォーム(ccSP)も独自に開発中だ。サウンドハウンドとメタウェーブ(米国)、オプシス(イスラエル)、グラブ(シンガポール)など海外未来自動車関連技術企業などに対する投資も拡大している。