韓経:韓国AI専門家数、15カ国中13位で最下位圏

  • 2018年6月22日

韓国は人工知能(AI)やビッグデータ、クラウドなどの分野で革新成長をリードする専門人材が絶対的に不足していることが分かった。企業は第4次産業革命に直結した新技術分野の人材確保に困り果てている。

21日、カナダAI技術企業「Element AI」によると、韓国のAI専門家は180人(2017年末基準)にとどまっていることが分かった。分析対象15カ国中13位で最下位圏だ。1位にランクインした米国(1万2027人)や英国(2130人)など先進国はもちろんのこと、スペイン(633人)やシンガポール(312人)などからも大きく引き離されている。

専門家が不足しているため人材需給のミスマッチが深刻だ。メッセンジャーアプリ「カカオ」の関係者は「AI、ブロックチェーンなどの専門家は深刻な求人難で、定員を設けずに随時採用している」と説明した。中国最大のインターネット企業テンセントは「世界的にAI研究に必要な人材は数百万人と言われているが、供給は30万人水準に過ぎない」と診断した。

人材を育成して輩出する教育システムが整っていない点がもっと大きな問題だ。韓国企業は自己救済策づくりに警告灯がついた。サムスン電子・SKテレコム・ネイバーなどは海外から「S級」人材のスカウトや海外AI研究所買収に注力したりしている。自社人材の養成への動きも活発だ。ソウル大学機械航空工学部のパク・ヒジェ教授は「企業と大学が産学協力で人材育成と技術開発に積極的に動き、政府も支援に総力を挙げなければならない」と述べた。