韓経:ムーディーズ、サムスン電子を格上げ

  • 2018年6月21日

米格付け会社ムーディーズが20日、サムスン電子の格付けを「A1」から「Aa3」へと13年ぶりに引き上げた。韓国の民間企業では最も高く、韓国国債の格付け(Aa2)より一つ低い。ムーディーズに先立ちスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は昨年7月、サムスン電子を「AA-」に格上げした。ムーディーズの「Aa3」とS&Pの「AA-」は同じレベル。

ムーディーズは景気の変動性が高い電子産業でサムスン電子が今後2、3年間は高い市場地位と収益性を維持すると予想した。

特にメモリー半導体事業では持続的な需要の増加に基づき、今後の数年間は多くの利益を出すとみられる。中国の半導体投資も3-5年間はサムスン電子の脅威にならない見通しだ。技術力の差が大きく、中国企業の海外半導体企業買収が困難で追撃が難しいからだ。

こうした分析に基づき、ムーディーズはサムスン電子の今後2、3年間の年平均営業利益率を19%と予想した。昨年までの5年間の平均営業利益率16%より高い。年平均営業利益も59兆ウォン(約5兆9000億円)と、過去5年間の平均に比べて12兆ウォンほど増えると予想した。

ムーディーズ側は「サムスン電子は主要事業で技術力を基礎に高い営業安定性、安定したキャッシュフローを見せている」とし「これは景気が変動しても安定した実績を出す土台になっている」と述べた。