韓経:「豊渓里核実験場閉鎖は派手なショー」

  • 2018年5月23日

米国の核兵器専門家が23~25日に行われる北朝鮮の豊渓里(プンゲリ)核実験場閉鎖に対し「派手なショーにすぎない」と批判した。

科学国際安全保障研究所(ISIS)のデービッド・オルブライト所長は21日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)とのインタビューで、今回の閉鎖行事に一部メディアだけを招き国際原子力機関(IAEA)と包括的核実験禁止条約機構(CTBTO)の専門家を排除したことに対し、「検証措置というよりは派手なショーに近い」と話した。

続けて「北朝鮮が核実験に使った装備や坑道を作る方法、核兵器製造方法、核実験能力を確認した後で核実験場を廃棄しなければならない。こうした手続きを省略したまま爆破シーンだけ公開するのは検証ではなくショーだ」と評価した。

1991年に米国のイラク武器査察に参加したオルブライト所長は「北朝鮮はいま作っていたり後で作る計画である他の核実験場にこうした装備を簡単に移すことができる。非核化に必要な装備が核実験場から全部消えてしまい検証がさらに難しくなるだろう」と懸念する。

彼は「北朝鮮が核プログラムを再開発するのを防ぐためには使った装備を見つけなければならない。IAEAと北朝鮮が経てきた対立の歴史を考慮すると米国が北朝鮮の核検証を始めるのが効率性の側面で最高だろう」と判断した。

オルブライト所長は北朝鮮の非核化費用について、「数百人が数年間作業を進めなければならないという側面から数千万ドル水準だろう」で予想した。だがオルブライト所長は「非核化検証費用と補償は別の問題なのに、北朝鮮が韓国と日本にとても大きな原子力発電所を作ってほしいと要請しかねない。そうした場合、補償金額は数十億ドルを超えるだろう」と予想した。