任天堂、モバイルゲームに合流…「ゲーム王国」名誉回復に意欲

  • 2015年3月19日

実績不振で没落の危機にある「ゲーム王国」任天堂がモバイルゲーム市場への参入を通じて活路打開に出た。これまで任天堂は「Wii U」と「3DS」等、コンソールゲーム機を通したゲームの発売だけに固執してきたが、強まるスマートフォン用ゲームの攻勢の中で、生存のための大変身に打って出ることにした。

18日、日本経済新聞などによると、任天堂は日本モバイルゲーム企業DeNAと資本および業務提携を結び、スマートフォン用ゲームを共同開発することにした。年内に「スーパーマリオブラザーズ」等のブランドを活用したスマートフォン用ゲームをリリースする予定だ。

任天堂は1889年京都で花札を制作する会社から出発し、玩具製造を経て1980年代に入り世界のゲーム市場の強者として飛躍した。1983年家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売してコンソールゲーム機の普及を主導した。任天堂のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」は世界で最も売れたゲームとしてギネスブックにも載せられている。2008会計年度(2008年4月~2009年3月)には、当時金融危機だったにもかかわらず売上1兆8386億円、営業利益5552億円で史上最大の実績を達成した。李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(当時専務)が2009年4月任天堂本社を訪問し、任天堂の創造経営を学んだほど、任天堂は韓国企業が最もベンチマーキングしたい日本企業1位に挙げられていた。

だが、スマートフォンが普及したことで任天堂は没落し始めた。任天堂が先導してきた「ゲーム人口の拡大」をスマートフォンが代った。日本スマートフォン広告会社サイバーZによると、2013年日本のスマートフォンゲーム市場規模は前年比1.8倍成長した5468億円で、コンソールゲーム市場(4000億円)を追い抜いた。任天堂は2010年に野心をもって発売した「Wii U」と「3DS」の販売不振で2011会計年度以降、3年連続の営業赤字となった。2014会計年度には生産原価の下落で200億円の営業利益を出したと推定されるが、全盛期と比較するとまだ低い水準だ。